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出版社内容情報
高校三年生の初乃素直は、最後の夏休みを利用して、クラスメイトの間ノ井忠、神無月さよりと共に旅行に行く。行き先は、同じくクラスメイトの高井深奈が招待してくれた彼女の故郷。深奈は三年の春に転校してきた謎めいた女の子だった。
三人が着いた先は、故郷という名に全くそぐわない人工的な離島。実はそこは、大企業・高井産業の研究施設だった。
なかなか深奈に会うこともできない初乃たち三人は、夏休みを満喫していた。だが、研究所内の事件に巻き込まれ、初乃は銃で撃たれてしまう。その直後、彼に異変が起こる――!?
第7回電撃ゲーム小説大賞<選考委員奨励賞>受賞作家の新作、早くも登場!
内容説明
高校三年生の初乃素直は、最後の夏休みを利用して、クラスメイトの間ノ井忠、神無月さよりと共に旅行に行く。行き先は、同じくクラスメイトの高井深奈が招待してくれた彼女の故郷。深奈は三年の春に転校してきた謎めいた女の子だった。三人が着いた先は、故郷という名に全くそぐわない人工的な離島。実はそこは、大企業・高井産業の研究施設だった。なかなか深奈に会うこともできない初乃たち三人は、夏休みを満喫していた。だが、研究所内の事件に巻き込まれ、初乃は銃で撃たれてしまう。その直後、彼に異変が起こる―!?第7回電撃ゲーム小説大賞選考委員奨励賞受賞作家の新作、早くも登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柏葉
6
視点がコロコロ変わり、時系列もあっちこっち飛ぶので非常に分かりにくい。分かるような分からないような、やっぱり分からない。2015/10/10
椎名
6
シュタゲノベライズから。「面白かった」ではなく「なるほど」になってしまった。設定や流れだけ見ると非常に王道なSFもので面白かったのですが、構成の分かりにくさが難点。「Lastvisionは夢ではない。垣間見える過去の全ては、いつかの現実に他ならない」惜しい作品でした。2015/05/09
どろぴー
5
なるほどなるほど。海羽インズゲートの原点ここにあり、か。面白いなあ。この人の書き方も好きだけど、この人はこういう題材が好きなんだろうな。とはいえ、題材も固く視点がころころ変わる割に、今どうなってるのかがわかりづらいところが多いため正直読みづらい。狙って書いたのだとしたらそれはそれでアレだしにんともかんとも。 『ところで』についてわかった時ははーーなるほど、って思えたわけだし、色々減点されてもやはり面白い作品であることには変わらないかな。 ココらへんの不満点は9年後の作品に活かされ改善されてるわけだしね。2014/07/07
夏児-kaji-
5
どんな内容か全く知らずに読み始めた。一人称で語られるが視点が変わったり何度も時間を遡り場面転換があったりするので、それぞれの場面で何があったか覚えておかないと展開が少し分かり辛くなりそう。よくあるタイムリープとは少し違い主人公の初乃素直が過去の自分自身ではなく、素体に意識が移るのがおもしろい。「走馬燈(Last vision)は夢ではない。垣間見える過去の全ては、いつかの現実に他ならない。」...この文が胸に残りました。筆者様が後にシュタゲのノベライズを担当されるのも納得。2013/02/20
ひのえ
4
結局どういうことなのかよくわからない。視点や場面とかがころころ変わるので読んでて疲れたし、わかりにくい。しかも盛り上がりに欠けて面白くない。どんな話にしたかったかだけはなんとかわかった。関西弁に違和感がなかったことが救い。2014/04/11