出版社内容情報
激震する日本・アジア・世界の経済をMIT教授が指南!! こんなに面白くてわかりやすい経済学の本、今までなかった!! 調整インフレ論争の原点「日本がはまった罠」〈完全版〉収録。ポール・A・サミュエルソン推薦。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
67
"で、経済にとって大事なことというのは ― つまりたくさんの人の生活水準を左右するものは ― 3つしかない。生産性、所得配分、失業、これだけ。これがちゃんとしていれば、他のことは、まあ、どうにでもなる。これがダメなら、他の話も全滅。それなのに、ビジネスとか経済政策は、こういう大きなトレンドとはほとんど関係がない。”（P25第1部経済のよしあしの根っこんとこ）マクロ経済学で、生産性、所得配分、失業の問題を語りつくしてしまえば、9割方は、それで経済の問題はオシマイ。2013/06/04
テキィ
9
おれはこの翻訳はあり。 手元におきたいので買おう。2013/09/01
LOVE弁慶
4
高度だわ。2013/05/25
彩也
2
怒れる経済学者クルーグマン先生（『クーリエ・ジャポン』の連載とか、毎回怒っているような気がしてならない･･･）による、経済入門。普通の入門書と違い、「巷ではこう言われているけれど、本当はこうなんだよ」（インフレも貿易赤字も〈そんなに〉重要じゃないんだよ）が書かれている。「経済にとって大事なことというのは、３つしかない。生産性、所得配分、失業、これだけ」。おまけの日本についての章だけ、やや経済学の知識がいるか。日本に「インフレ期待をつくれー」と言ってますが、最近日銀がそうすると言ったが、どうなるかな。2012/03/26
taki
1
訳者がノリ良すぎ。（誉めてます）ハリポタ並の名訳だと思われ（誉めすぎか？） 買います。ちょっと古い本だけど。 クルーグマン。ノーベル賞取った人。高橋洋一の友達（らしい2010/03/14
