内容説明
アルバイト→有機農家、自動車会社→島で町おこしビジネス、東大卒で大手企業→手染め職人、雑誌編集者→カフェのオーナー。会社に勤めなくても、みんな自分らしく生きている!会社をはなれて見つけた自分らしい働き方。
目次
第1章 「職人」で生きる
第2章 「地域」で生きる
第3章 「お店」で生きる
第4章 「農」で生きる
第5章 「NPO」で生きる
まとめに代えて「勤めないで生きることとは」
著者等紹介
森健[モリケン]
1968年生まれ。早稲田大学卒業。在学中からライター活動をはじめ、科学雑誌、経済誌、総合誌で専属記者を経て、フリーランスとなる。「月刊文藝春秋」「週刊文春」「AERA」をはじめ各誌で人物ルポ、経済記事、科学記事を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
32
13名の事例集。ポイントは、靴職人・野島孝介氏によると、独立のタイミングに独自性を見出すタイミングを重ねること(44頁~)。「生活の安定などお金は大事です。でも、自分がデザインし、つくり、それを売れるというのは、お金以上の充足感」(48頁)。この醍醐味こそ、誰かに雇われない生き方なのだ。1972年生れの酒造メーカー・金城祐子氏は美人な起業家(87頁写真©寺澤太郎氏)。サトウキビからラム酒をつくるという独創性がある。ただ、他の起業家も指摘するように(鬼丸昌也氏)、志だけで社会起業はできない(236頁~)。2015/09/21
犬こ
21
会社を辞め、独立して生業をたてている人たちのインタビュー。ほぼ名のある企業に属していた人ばかりで、自立、独立採算には苦労を伴うけれども様々な働き方や考え方は十人十色。人にはいろんな生き方がありますね。2016/12/18
ひろ☆
21
13人のやりたいことを見つけた人たち。日本でも有数の大学を出て、良い就職先に勤めてみたけど、自分の仕事とは?に疑問を持って、やりたいことをやる。明日、数年後、10年後、いるべき場所はここではないと思ったら、すぐ動いた方がいい。最初の人たちの話には、ピンと感じるものがあった。2014/06/30
花男
19
みんな行動力があり、安定は考えてない人たちだった。独立するというのはそういう事。攻めてるから怖くない。自分自身もだが、サラリーマンはお金の不安だけで働いている情けない人と思った。2022/04/06
ごへいもち
19
やっぱりそれなりのことができる人はそれなりの大学を出ているんだなぁと思った2011/10/01