内容説明
お嬢様学校の実生女学院に通う、中学一年生の智秋、巴、あけびが、隣接する男子校・実生中学の光紀と時生に出会った。東京で出会い、香港で深まる五人の友情。親子愛。トキメキも―。大人に近づく子供たちに捧げる、上質のミステリー。
著者等紹介
近藤史恵[コンドウフミエ]
大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒。1993年『凍える島』で第四回鮎川哲也賞を受賞。2008年『サクリファイス』で第十回大藪春彦賞を受賞。本屋大賞二位に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
89
児童向けミステリー。って事でそれらしい感じ。この年だと男子はまだまだおこちゃま?2017/09/29
ゆみきーにゃ
69
《図書館》シリーズ一作目。ずっと気になってたシリーズをやっと読めた〜^ ^思っていたより面白くてサクサク読めちゃう。2015/02/09
雪紫
60
近藤さんの児童書ということで。きっちりとキャラが立って読みやすい。後香港行くまでの展開も飽きさせない。悪意は抑えめだけど忘れた頃にきっちり仕込んでくるなぁ。しかし、タイトルの香港式ミルクティーの謎・・・って、言うほどタイトルに付ける必然性は・・・あるような、ないような。いや、あるのか?2023/06/23
ぶんこ
44
送り迎えは自家用車の、セレブのお嬢様。少女時代に夢見た世界でした。 陥れられそうになった女優と、誘拐されそうになったその娘。 娘の友達は警視総監の娘と、陳腐になりそうな設定ですが、さすが近藤史恵さん、とても面白かったです。男の子たちと、あけびさんのキャラが最高でした。 文句無く2巻目に入ります。2014/06/05
七色一味
35
読破。これまたジュブナイルなミステリー。でも、ジュブナイルと侮るなかれ。なかなかどうしてサスペンス感たっぷりな展開で、ドキドキしながら読めます。ちょっと電車の中で、オッサンが開くには勇気が入ります。ブックカバーかけましょう。2015/03/06