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内容説明
クラス内ヒエラルキーに毎日悶々。あなたのしょっぱかった青春時代、成仏させます。この物語を学園生活における、いわゆる「デビュー」に失敗、イケてないグループに属することを余儀なくされた多くの人々に捧げます―。
目次
はじまりにドンズベリ
つぶやきの日々
あの頃は…
変わりゆく友
変化を求む
センチメンタルジャーニー
大人の階段
ステキになりたくて
このままでいいかも
学校っつうのは…
ひとつの季節が終わるとき
はじまりに向けて
著者等紹介
冬川智子[フユカワトモコ]
神奈川県小田原市生まれ&育ち。第13回コミックエッセイプチ大賞・C賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
manga
4
ダサおもろい。自意識過剰。サブカル女子ど真ん中。ゆるいスクールカーストエッセイ漫画。ボケはほとんどなく、突っ込みがおもしろい。 自分のことが好きではないから、人のことも好きになれない。人のことを差別しているから、差別されることにも過敏。人を差別することの度合いに関しては、いけすかない一部の1軍と変わらない。でも鬱屈だから、考えすぎだから、悩みすぎだから、人のこと観察してばっかりだから作家になれるんだろうな。2014/06/03
boutiquekouichi
3
再読。ネタ(スクールカーストあるある)が秀逸だけど、この気の抜けた感じのイラストもいいよなあ。。w 「喋りにくい」とか、普段は交流ないのに都合のいいときだけオシャレ組に利用されてイラっときたりとか、体育でオシャレ組の空気に入り込めなくてきついとか、「オシャレ組でもないのにこんな目立つことして…」はあったあった! 女子高時代はスクールカーストの格差はもっと歴然としていたから、B級ですらなかった自分としてはこんな牧歌的だったらどんなによかったか…とは思うものの、共学の方がある意味ではよりシビアかもなぁ。2013/03/30
ybhkr
1
ちびまる子ちゃんが高校生になった感じ。里美ちゃんの貪欲な感じ、いたいたこういう同級生!ってなつかしくなる。鼻毛じゃなくて、うっすら唇の上にひげが生えていたんだけどね、その子。彼氏が途切れたことなくて(告白断らないから)おとなしいグループなのに、ひとりだけヤリヤリで修学旅行でもヤリヤリだったなあ…と懐かしく思い出した。高校時代の男子における圧倒的な差別感がよく描かれていた。少年誌で性別逆パターンはよく見るけど、男子もけっこう女子差別すごいよ…?よくぞ描いてくれました!!タモさんクッキー食べたい。2016/10/11
うこにゃん
1
作者の冬川さんってするどい人だな!とまず感心した。ただ、鳩ちゃんっていうのはイケてない高校生の平均値モデルであって、こういう子は実際には存在しないんじゃないかな。周囲の友達がリアルにオシャレだ恋愛だと騒いでいたら自分も自然とそうなるし、それについていけないならないで、勉強なり趣味なり部活なりバイトなりに情熱を向けると思う。逆に里美ちゃんみたいな子は絶対いるいる!(笑) とにかく面白い一冊だった。2009/11/11
ころん
0
ちょいちょい出てくる里美ちゃんが面白い。ストパーかけてピアスも開けたのにまだ鼻毛っていう・・・(笑)あーなんか高校時代をいろいろ思い出したわー。2016/05/04