内容説明
地の利に恵まれない九州で今、列車旅行のお客さまが急増中だ。独特なデザインで鉄道ファンの目を引く列車群と、乗客を満足させずにはおかない客室乗務員のサービス。特に「つばめレディ」に始まる彼女たち客室乗務員は、自発的な努力で高いホスピタリティを実現させてきた。「お客様に最も感謝される客室乗務員」が語るプライドとやりがい。
目次
第1章 ご案内いたします
第2章 幸せを運ぶ、ゆふいんの森
第3章 弱点を、武器に
第4章 私、レディになります
第5章 育てられて、育てあげて
第6章 観光列車は走る
第7章 だから仕事は辞められない
著者等紹介
奥村美幸[オクムラミユキ]
1981年、福岡県北九州市生まれ。小学生の頃から客室乗務員に憧れ、西南女学院短期大学英語科卒業後、2年間のアルバイト生活をしながらブラッシュアップスクールで自分を磨き、念願のJR九州の客室乗務員に合格。現在、サブチーフとして後輩の指導にも尽力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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本読みじいさん
4
図書館で違う本を探してるときにたまたま見つけた一冊。23年7月にSL人吉に乗車してきたばかり、この本が出版された時はまだSL人吉は運行していませんでしたが本に載ってるように乗務員さんから細やかなサービスを受けてきたばかりで、思い出し読み進めました。SL人吉に乗車していた乗務員さんは本に出てきませんでしたが息子と同じ名前だったので、字が書けるようになれば手紙を書こうかなφ(._.)2011/08/19
あいくん
0
☆☆☆1975年頃には一日100万人だった利用者が高速道路網の発達もあって国鉄分割民営化の1986年頃には66万人に落ち込んでいました。 赤字路線も多かったのです。JRは経営努力を重ねます。国鉄時代と正反対の「お客様第一」「地域密着」を目標にします。そんななかでJRの「客室乗務員」が誕生します。いまJR九州に合わせて250名の客室乗務員がいるそうです。具体的な「ゆふいんの森」、「あそぼーい」、「はやとの風」などの乗車日記もあって楽しく読みました。「いさぶろう・しんぺい」は私は2012年暮れに乗りました。2013/09/01
ゆーた
0
久しぶりの再読。 九州の特急、観光列車に乗務する客室乗務員の話。ちょっと良いことばかり書きすぎだけど(笑) 九州の看板列車「ゆふいんの森」に乗りに行きたくなります。2013/01/22
ちかつん
0
とっても勉強になりました☆ 働くってね〜 いろいろありますもんね(・_・、) 特に接客業の方、本当尊敬します!! 読む本なくて会社にあったのを拝借し(笑) かなり軽〜いキモチで読んだんですが、、 感動しました! なんかホロリとしたな。 人間っていいね〜(笑)2012/02/06
Yoshiaki Nakamura
0
サービスとは何か、考えました。