内容説明
こんな話を耳にしたことはないだろうか。「魔女はホウキに乗って空を飛ぶ」「王妃マリー・アントワネットの金髪は、恐怖のために真っ白になった」「怪獣ツインテールは、エビのような味がしてうまい」。漫画やTVドラマのなかには、こんな興味深いエピソードがたくさん流布しているが、それらは科学的にも正しいといえるのか!?空想科学世界の「伝説」に挑み、知的好奇心を刺激する抱腹絶倒のシリーズ第4弾。
目次
第1部 その話は本当か?(ホウキで空を飛ぶ―魔女は、ホウキで空を飛ぶ。乗り物として、それはふさわしいのか?;人類滅亡の危機―セカンドインパクトで人口が半減!葬式と墓はどうする?;沈没大陸の伝説―太古、太平洋に沈んだムウ帝国。今も海底で健在という噂は本当か!?;怪獣食物連鎖―グドンはツインテールを食べるという。本当なら、日本は3年で滅ぶ!;恐怖による白髪化―王妃アントワネットが5日で白髪に!この伝説は科学的に正しいか?)
第2部 実現したらどうなるだろう?(宇宙空間での格闘―宇宙で戦うアムロとシャア。展開されるのは、奇ッ怪な密着戦!;小さくなって暮らす―人間になって暮らすウルトラセブン。怪獣より厄介な、その日常生活!;平面ガエル―Tシャツに張りついたピョン吉の、科学的に正しい体勢。;星を超えた恋愛―スターシャを愛したデスラー総統。惑星を越えた純愛の行方!;昔のヒトのすごい武器―弥七が投げる赤い風車。実際に武器として使えるだろうか?;人間の巨大化―巨大化させられたアキコ隊員。恥ずかしい試練が待ち受ける!)
第3部 空想科学に歴史あり!(カラータイマー―ウルトラマンのカラータイマーは、何のために付いている?;悲劇の最終回―かわいそうなジャイアントロボの最期。科学の力で救済できないか?;知られざる弱点―抱腹絶倒!怪獣・怪人73匹の、この弱点がすごい!;ヒーローの能力向上―ウルトラマンティガが地底を行くとき、ついに日本に平和が訪れる!;戦隊ヒーローの32年―正義の戦隊たちの戦いは、どこまでパターン化されているか?)
著者等紹介
柳田理科雄[ヤナギタリカオ]
1961年、鹿児島県種子島に生まれる。県立鶴丸高校卒業後、京都での浪人生活を経て東京大学理科1類に進学。在学中に子供に勉強を教える面白さに目覚め、中退して学習塾講師の道へ。その後、自らの塾を立ち上げる。96年、塾経営のかたわら著した処女作『空想科学読本』が大ヒット。99年に空想科学研究所を設立し、現在はその主任研究員の職に専念して、執筆と研究を精力的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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