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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shikashika555
40
図書館で見かけて。 珍しく穏当なエンディング。 しかしこの家族間の、表に出にくい感情の軋轢やネガティブだったり無頓着だったりするものの描き方はものすごいものがある。 久しぶりに漫画読んで面白かった。2021/10/16
舞
35
中学生の頃に読了。 バレエシーンはとても美しく、リアル。でもこの漫画はちょっと怖い。
リッツ
31
読友さんに触発されて再読。プリマでありながらバレエ団を運営、それだけでも大変な主人公を待つ運命の悪戯のような試練。自他共に認めるバレエ馬鹿で人にも自分にも厳しいがひどく初心な彼女にあれは酷い。崩れる音が聞こえるようだった。若者には叶わない力をベテランは情緒で答えると言うが彼女は一足飛びに全てを体感する。悲しく深い時間。で、いつも思うのだけど脇役がすごくいい、良い人だけでなくちょっとムカッとさせる役者も揃えて上手いなぁと。まんまとのせられてこちらも感情的になり、つまり今回も堪能させていただきました。2017/05/13
ユウユウ
29
本気のバレエシーンは本当にゾッとするほど美しい。どことなく先日観た映画『ブラック・スワン』を思い出します。2018/11/17
ぐうぐう
15
山岸涼子のバレエ漫画は、どれも身体と精神の両面をきちんと描いている。だから、スポ根には決してならない。特にバレエにおけるメンタル面の重要性が、山岸漫画のドラマをうねらせる大きなポイントだ。また『ヴィリ』においては、山岸涼子のもうひとつの得意とするジャンル(ストーリーに触れるので控える)を絡めて描いているので、おもしろくないわけがないのだ。『テレプシコーラ』第1部の驚きに匹敵するほどの展開が待ち構えている。2009/07/16