ダ・ヴィンチブックス
MORI LOG ACADEMY〈2〉1年のケーキ元旦に飽き

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840115513
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

森博嗣のブログ日記文庫化第2弾。2005年末、急に長編書き下ろしの仕事が入り、多忙を極める森。しかし、日記には「パニック」と書きながらも、実際はその忙しさを楽しんでいるかのよう。趣味の工作やパスカルと遊ぶ時間も確保しながら、すごい量の仕事をサクサク片づける。そんな彼の基本スタンスは「拘らないことに拘ること」だった。ほかにも刺激的発想満載、国語、算数、理科、社会などのトリビア的雑学もますます快調。

目次

HR
国語
算数
理科
社会
図工
読者から森博嗣への質問29

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。某国立大学工学部助教授職の傍ら、1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞して作家デビュー。受賞作をはじめとする「犀川・萌絵(S&M)シリーズ」で一躍人気作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akira

26
モリログ第2段(変則読み) ついにはじまった、新シリーズ。前シリーズが良かっただけに、少し不安だったが、全く無問題。長く楽しめるシリーズになりそう。 HRと呼ばれる通常日記と、教科ごとに分けられたエッセイ。先生のエッセイはけっこう読んでるけど、まだまだ新ネタ満載。今回は社会とか国語とか、他のエッセイにないような内容も多く、新鮮。でも、やっぱり好きなのは日記パート。トーマ君からパスカル君に変わってて、少し寂しさもありつつ。 「良い仕事とは、最後の最後まで運を天に任せなかった結果、達成できるものだと思う」2013/09/10

みなみ

23
森博嗣さんのエッセイ二作目。今回のお気に入りの言葉はこちら。「仕事というのは同じことの繰り返しであって、マンネリを極めることがすなわちプロフェッショナルだともいえる」「金を貢ぐ対象はなにも公ばかりではない。愛人や恋人に貢ぐ人…この差は何か、といえば相手に対する愛情だろうか」「他人に損害を与えた場合には、親ないし上司、組織の長が、ある程度の責任を取ることは筋だとは思う。それは本人が未熟だからであり、個人が無力だからであり、また、組織とはそもそもの責任能力を得るために力を集めた存在だからだ」2023/07/18

いずむ

16
人類最大の発明とは何か。そんなコトを考えた。火だろうか、言葉だろうか。ボクは、「名前」だと思う。具体的な説明を省きながら、たった数音で他人との概念の共有を可能にしてしまうコトバ。そのおかげで人間は他人とより多くの思考や感覚を共有し、結束し、反映した。しかし一方で、名前によって、それが指す概念の理解を不正確で不十分なモノにする怠慢を生み出した。ボクらは、知っている・正しいと思っているコトを、その名前に頼らず、どこまで言語化していけるだろうか。この本を読んでいて気付くのは、「知っている」という感覚の危うさだ。2015/01/09

ソラ

9
森博嗣のブログ日記文庫化第2弾。2005年末、急に長編書き下ろしの仕事が入り、多忙を極める森。しかし、日記には「パニック」と書きながらも、実際はその忙しさを楽しんでいるかのよう。趣味の工作やパスカルと遊ぶ時間も確保しながら、すごい量の仕事をサクサク片づける。そんな彼の基本スタンスは「拘らないことに拘ること」だった。ほかにも刺激的発想満載、国語、算数、理科、社会などのトリビア的雑学もますます快調。2006/05/11

なつのおすすめあにめ

4
エッセイの内容は今も昔もブレてないですね。しかし現在のエッセイと違うのは、大学勤務もあるし、執筆依頼の数も多いらしく、忙しそうではある点でしょうか。2020/05/31

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