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内容説明
賽穏寺未嗣が転校生してきた中学校では、ここのところ不思議な事件が頻発していた。未嗣がクラスにもなじんできたある日、寝不足を解消しようとクラスメイトの城山が保健室で寝ていると、学校にいないはずの看護婦に襲われるという怪事件が発生した。さらに転校以来いろいろ気にかけてくれるクラス委員長・吉住鈴が同じ看護婦に襲われたことから、未嗣は事件の調査に乗り出す。そして彼は、学生名簿に名前がなく、自分以外の生徒からは姿が見えない三人の女生徒に出会う。いったい彼女らの正体は!?そして彼女たちがつぶやく『幻象』と『デラシネ』とは何か?新感覚学園ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優@低浮上
2
ホラー系だけど、面白かった。3人花子さん。2016/04/22
シャル
0
転校を繰り返してきた主人公がある学校で出会った、学校を守る三人のトイレの花子さんとの物語。学校から出ることも出来ない杏子と一つのところに留まることも出来ない主人公の対比が印象的だった。2011/07/18
永山祐介
0
もうちょっと日常のファンタジーとして、ほのぼのとした感じをタイトルから想像していたのですが、意外とバイオレンス。2005/09/23
スグル日和
0
昔のライトノベル。転校を繰り返して他人と一線引く生徒・未嗣が、七不思議の現象たちと協力し、学校を狙う現象と対決する物語。 話としては面白い。ただ、最後未嗣が自分のことを命名したときは「中二病始まった…」と思った。英語にする意味わからんし。 それにしても、中学生男子のアソコを間近で直接見るなんて、菫と杏はハレンチです!!