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MF文庫J
ゼロの使い魔〈4〉誓約の水精霊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 263p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840112369
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

異世界ハルケギニアに使い魔として「召喚」された才人は、相変わらずご主人様であるルイズに犬扱いされていた。ある日、ルイズは敵軍を撃退した件で、王女アンリエッタに呼び出される。ルイズが伝説の『虚無』の使い手として知れ渡り、敵に狙われることがないよう、心を砕いてくれる王女。そんな彼女に改めて忠誠を誓うルイズと、ルイズを助けることを約束させられる才人。だが、全てがうまく収まったように見える裏で、アンリエッタは好きだった亡きウェールズ王子を想って沈んでいた。そんな彼女の心につけいるように、敵軍レコン・キスタの策略が動きはじめ…異世界を舞台にしたラブ&ドラマティックストーリー、第4弾。

著者等紹介

ヤマグチノボル[ヤマグチノボル]
1972年2月、茨城県生まれ。『カナリア―この想いを歌にのせて』(角川スニーカー文庫)でデヴュー。ゲームシナリオライターとしても活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

53
このあたりになると大きなお話になるであろう展開の流れが出てくる。一方でドタバタラブコメがエスカレートして、定番のメニューもちゃんと並んでいる感じ。でもってそれぞれが別々にあるんじゃなくて、一本のストーリーラインにねじり込んでいくあたり、なかなか巧み。コミカルなパートは笑ったし、ルイズと才人以外のキャラクターにもだんだん思い入れもできてきた。でもこの巻、最後はちょっとしんみりでしたね。さて次はどうなるか?2018/06/20

まりも

36
再読。アルビオンを撤退させた「聖女」として女王に即位する事になったアンリエッタに新たな魔の手が迫る…な話。惚れ薬を飲んだルイズが可愛すぎてヤバい。シエスタのセーラー服と言い、ヤマグチノボルさんは女の子を可愛く描く技術力がハンパないなぁ。肝心の物語の方はアンリエッタとウェールズの悲恋という事で、これまでと違ったテイストでしたね。アンリエッタの行動はこの歳になって読み返してみても理解できないな。恋は盲目とはいうけど、それとはちょっと違う気がするんですよね。この違和感のせいで素直に楽しめなかったのは残念。2015/07/13

スズ

27
今回はアンリエッタがメインでした。アルビオン軍に勝利したトリステインではアンリエッタが女王に即位し、学園ではシエスタとの仲を深める才人にルイズが嫉妬する中、ルイズが不注意で惚れ薬を飲んでしまい、才人に甘えまくっていた。ルイズに甘えられて嬉しい反面、元のルイズが好きだからと、ルイズを元に戻そうとする才人が良かった。また、ウェールズに対する想いを捨てきれないアンリエッタが、そこを敵につけこまれてしまいますが、彼女の想いを理解しながらも、それは駄目だと一歩も引かずに彼女の前に立ち塞がった才人がかっこよかった。2016/09/20

異世界西郷さん

27
なんと言うか、今回は惚れ薬を飲まされたルイズに絡まれる才人を描いたドタバタ劇と、アンリエッタとウェールズの哀しき恋の行方の対比が印象的でした。普段、ツンツンしている女の子が急にしおらしくなるとか可愛さMAXじゃないですか。独占欲の強いルイズも好きな子についつい意地悪してしまう才人も等身大の若さというか幼さが感じられて逆に好感が持ててしまいます。最後は哀しい終わり方でしたが、アンリエッタもウェールズもお互いを心の底から愛していることが伝わってきて胸を締め付けられてしまいました。2016/03/18

謡遥

21
あとがきのテンションに草不可避的ななにがしか。すげえ説得力があるという圧倒的現実(笑)2014/02/28

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