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内容説明
鐘ノ音学園三年の智は共学化で女の子がやってくる話にも興味ゼロのシスコン。ところが!テスト入学してきた女の子の中には愛する妹みのりの姿もあった!野郎どもから妹を守ろうと躍起になる智だが、みのりは二年生の小林樹に一目ボレ。みのりの「どんな人か知りたい」なんてお願いに、しぶしぶ樹の素行調査を始める智だが、いくらアラ探しをしても、真面目でなんでも一人でこなす樹の好青年ぶり、美少年ぶりに妙にドキドキ。…なんかコイツちょっと可愛くねェ?って、俺、ホモになったのか~~ッ!?恋と笑いがてんこもりの大人気学園コメディ。
著者等紹介
桑島由一[クワシマヨシカズ]
1977年9月26日、東京生まれ。ゲームシナリオや作詞、小説、イラストまで手がけるマルチなクリエーター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
歩月るな
5
三年がメインとなるオリジナル小説版。禁断の領域に踏み込まないギリギリの兄妹愛、と言うかそのせめぎあいが絶妙で、お兄ちゃんの事は嫌いだけど大好きと言う複雑な妹の感情を見事に描き切っている。ツンデレと言いたくもなるが作品自体はツンデレ以前である。そして踏み込む三角関係と、勘違いなどの絡まり合いは今でこそ珍しくないが故に新鮮である。そして主人公の相棒として登場の総長がまさに主役級に縦横無尽。設定上は頭が残念なのか天才なのかもはや解らない。鐘ノ音学園における学年序列、三年は神、二年は人間、一年はゴミ。そんな学校。2018/01/21
あ
2
バッチーグーたち三バカだけじゃなく総長もバカなノリで面白い。グリーングリーンのラノベ4冊全部読んだがこれが一番面白かった。全体的に桑島由一の書いた本のほうが好みだ。原作リメイクも楽しみ。2013/07/29
ふせひろ
2
原作の内容は知らないけどバッチグーと一番星が誰なのかは分かるという微妙な立場だけど、面白かった。全体的に荒く特に終盤ひどい。それでもいい話。基本、みんないい子たちでそれが鼻につかないあたりはさすが桑島。2011/12/05