内容説明
一度も締め切りに遅れたことのないミステリィ作家・森博嗣の初エッセィ集。助教授を続けながら、年間に１５冊も刊行（２００１年・２００２年実績）。鉄道模型マニアとして、自宅には自作の庭園鉄道も走るスーパマルチタスクな作家の周辺。本書でしか読めないエッセィや書簡、インタビューも収録。ファン必携。
目次
第１章 森語り―自作小説のあとがき
第２章 森読書―書評や本に関するエッセィ
第３章 森人脈―作品解説から
第４章 森好み―趣味に関するエッセィ
第５章 森思考―考え方、スタンスに関するエッセィ
特別収録 デビューまえの手紙、高校生のインタヴューに答えて
著者等紹介
森博嗣［モリヒロシ］
１９５７年愛知県生まれ。国立大学工学部助教授職の傍ら、９６年『すべてがＦになる』（講談社文庫）で第１回メフィスト賞を受賞して作家デビュー。受賞作をはじめとする「犀川・萌絵シリーズ」で一躍人気作家に。現在、『ＷＥＢダ・ヴィンチ』にて、「森博嗣の浮遊研究室」を連載中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shoko
19
ザ・森博嗣が詰まってる。まだ読んでいない短編集へも早く手を出したくなる。それに、『本を読まない、薦めない森博嗣』が薦める作品も気になって仕方ない。2019/02/14
魚京童！
18
もっと遠くを見ないといけないと思います。2014/02/12
めり
15
まえがきに笑ってしまい、デビューまえの手紙やインタヴューも面白いし、自作のあとがき(Ｖシリーズ)では新たな発見が出来た。立て続けに森博嗣を読んだのでもう頭がいっぱい。可愛らしい一面なんかもあってとても楽しめました。2017/11/19
佐島楓
14
Ｓ＆Ｍ、Ｖシリーズを読み終わったタイミングで読むのが一番適当かと思われる本。つまり、コアなシリーズファン向けの作品ということ。あとはひたすら、森先生だなあと感じる本である。2013/10/10
tokkun1002
10
2003年。あとがきを書かない森博嗣先生がゔぇに子シリーズ他のあとがきを書いている。宝本。2017/07/24
