思うとおりに歩めばいいのよ―ターシャ・テューダーの言葉

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840106443
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0095

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内容説明

バーモントの山奥で、ガーデニングと動物とのナチュラルライフを満喫する絵本画家ターシャの、自由な精神あふれる言葉の宝石箱。

目次

1 幸福とは、心が充たされること
2 世界を好きなように造れる職業
3 子どもの気持ちは、ちょっとしたことで楽しくなる
4 ガーデニングとガーリックと山羊の乳
5 価値のある良いことは、時間も手間もかかるもの
6 死さえ怖くないのは、人生に悔いがないから

著者等紹介

テューダー,ターシャ[テューダー,ターシャ][Tudor,Tasha]
1915年、アメリカ・ボストンに生まれる。父親は飛行機やヨットの設計者、母親は肖像画家。9歳の時、両親が離婚。父の親友の家に預けられ、その家の型破りな気風から大いに影響を受ける。15歳、学校をやめ、一人暮らしを始める。23歳、結婚。「パンプキン・ムーンシャイン」出版。30歳、ニューハンプシャーの田舎に越す。4人の子供(2男2女)に恵まれる。42歳、“1 Is One”でカルデコット賞受賞。46歳、離婚。56歳、さらなる田舎、バーモント州の山奥に18世紀風の農家を建てて、一人で暮らし始める。レジャイナメダル賞受賞

ブラウン,リチャード・W.[ブラウン,リチャードW.][Brown,Richard W.]
写真家。ハーバード大学で絵画を学んだ後、教師をへて写真家になる。ボストン出身、バーモント在住

食野雅子[メシノマサコ]
国際基督教大学卒業。サイマル出版会をへて翻訳家に。4女の母。ターシャ・テューダーの本をはじめとして訳書多数。若い人に翻訳指導もおこなっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

118
冬は大好き。他の季節にはない静けさがあるわ。現代人は忙しすぎよ。ツグミが澄んだ声で鳴くのに耳を傾けてごらん。みんなが本当に欲しいのは、お金ではなく心の充足よ。私は、庭に充たされているわ。庭の世話をしているだけで満足よ。裸足で歩くと土の温度がわかるわ。一緒に過ごしてきた植物が、毎年芽を出し、花をつけるのを見ると嬉しくなるわ。それぞれに良さがあって、どれも可愛いわ。人には、自然との触れ合いが必要よ。私たちは地球の一部、宇宙の一部よ。月と同じように、誰にも見せない裏側があっていいの。思うどおりに歩めばいいのよ。2020/12/29

モリー

78
「見慣れた空の星だって、年に一度しか見られないと思えば、感動するでしょう?なんでも、そう思ってみては、どうかしら。」この一言に、ターシャの生き方が凝縮されているように感じました。「みんなが本当にほしいのは、物ではなく心の充足です。」ともおっしゃっています。私自身を振り返ると、物で満たされることを追求しがちだと気付かされます。他人の持ち物(財産、地位、子供…)と自分の物とを比較して、その差を埋めようとしてもがき続けているのではないか?「心は一人ひとり違います。その意味では、人はいつも‘’ひとり‘’なのよ」↓

Gotoran

47
「西の魔女が死んだ」を読みながら、何故か西の魔女がターシャ・テューダーに重なった。一読したまま積読していた本書を手に取った。ターシャの含蓄に富んだ言葉とコーギ・コテージの美しい写真が、読み手の心を元気付け、癒してくれる。地に足がついた生き方、在り方に根ざした言葉は、素朴で正直且つ力強い、示唆深い。今は、きっと1830年代に戻られているに違いない(「わたしは絶対、1830年代の人間の生まれ変わりだと思います。だから、死んだら、迷わず1830年代に戻ります。」)。いくつかの珠玉の言葉を、コメント欄に。2012/04/08

はっぱ

41
ヒナギクの冠が、ステキだった。「骨董品のような食器も、せっかく持っているものを、どうして楽しまないの?」「一生は短いのよ。思いきり楽しまなくちゃ。」に、目から鱗が・・!2016/01/29

Shimaneko

38
自己啓発本みたいなタイトルがこそばゆいが、92歳で亡くなった絵本作家宅の広大な庭の写真が素敵な美本。先日 BS NHK の特番で観て魅了された、57歳で移り住んでから造りこんだというこの自宅の佇まいがなんとも素晴らしく、しばらくシリーズで追っかける予定。1冊めはまだ87歳で存命中の発行らしく、翻訳者は実際に現地へ赴き、彼女にインタビューしてるのが羨ましい限り。2017/11/15

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