内容説明
『コンセント』のランディさんと『かわいいからだ』のタク先生がじっくり語り合いました。目からウロコがボロボロ落ちる、世界で一番シンプルなこころの本です。
目次
対話1 感覚は嘘をつく
対話2 したたかな遊び心
対話3 こころが受け継ぐもの
対話4 からだの自尊心
対話5 こころを守るからだ
対話6 からだを守るこころ
著者等紹介
田口ランディ[タグチランディ]
1959年生まれ。作家。広告代理店、編集プロダクションなどを経て、インターネットで文章を発表しはじめる。以降小説、エッセイ、紀行などを次々と発表
寺門琢己[テラカドタクミ]
1964年生まれ。Z‐MON(ゼモン)治療院主宰。東京・代々木の治療院にて日々たくさんのからだに接している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆー
4
対談と言うより気の合う友人とのオフトークのような本です。オフトークなだけに過激な発言もちらほら散見されました。人様の会話を透明人間になって盗み聞きしているようで楽しかったです。2018/06/12
五月雨みどり
2
心は痛まない。体が痛いのだ。2019/04/13
tekesuta
2
こころというが、実は身体についての話題。ところで田口ランディが9.11テロのあとはりきってる男の人が多い、みんなふがふが興奮しているということを発言していて、筒井康隆が小説内の老人にみんな戦争が好きじゃろみたいなセリフをいわせていたことを思い出した。作家というのはそういうところに目がいくんで面白い人たちだなと思う。 2013/06/24
ゆう
1
すごく久しぶりの再読。なんだか身につまされる本です。「外の音が聞こえるということは、同時に自分でも音が出せている」というところでハッとしました。2015/07/23
ybhkr
1
再読。蔵書処分祭に便乗。「私は私を通してしか他者とかかわれない。私を度外視して他者とかかわることはできないんです。他者へのゲートは私、私のからだ」「ぱっと見たかんじ、自分にかまけてない人のことは信用しないんですよ、基本的に」「私が私で楽しくしている時、どんどん楽しくなくなっちゃう人がいるんですよ」「幸せは許さない許すと自分が不幸になってしまう(ひとがいる)」「心ってその程度のもんじゃないですか。つらいのはからだだもん」「悩みと解毒はワンセット」「心は痛まない。痛むのはからだなんですよ。やっぱり」共感と納得2013/02/06