ゲームフリーク―遊びの世界標準を塗り替えるクリエイティブ集団

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840101189
  • NDC分類 589.7
  • Cコード C0076

内容説明

世界中をとりこにした『ポケットモンスター』はこうして生み出された!衝撃のデビュー作『クインティ』から10年。ついに『ポケモン』で世界的大ヒットを達成することになったクリエイティブ集団「ゲームフリーク」の創作の秘密が、いまはじめて明かされる。

目次

第1部 ポケットモンスター(誕生前夜;ポケモン制作への助走;インターミッション;ポケモンの完成に向けて)
第2部 ゲームフリーク(少年さとし;ゲームライター時代;クインティ制作秘話;プロとして模索の時代)

著者等紹介

とみさわ昭仁[トミサワアキヒト]
1961年8月3日東京生まれ。ミニコミ『よい子の歌謡曲』スタッフを経て、フリーライターに。1991年7月ゲームフリーク入社。出版部主任を務めるかたわらゲームデザインを学ぶ。1994年8月ゲームフリークを独立。現在に至る。代表作に『メタルマックス』(ファミコン、データイースト)、『クリックメディック』(プレイステーション、SME)、近著に『底抜け!大リーグカードの世界“珍プレー・好プレー・コレクション』(彩流社)がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

澤水月

27
復刊を!00刊、ポケモン創案のオタ・類稀な経営者の田尻、双方を社員だった!著者目線(ゲームは開発でなく創案するもの!)と珍しい田尻の多くの言葉(今の仕事はポケで何かしたい人を1日百人断り質落とさぬこと!)過不足・生々しくなく綴りポケ誕生の経緯、癖あるカリスマの姿活写。ライターキレキレ時代初見。本家知らぬ者に御三家のこと他丁寧に書かれ助かる。田尻さんは私には紫鏡、都市伝説人物だったが昆虫少年が大人社会と折り合い仲間と衝突、成長の青春。ゲームだけでなくカルト映画他たくさんの知識が創案に必要…激しく同意(コメ続2016/12/03

魚京童!

18
ゲームフリーク。何かに取り憑かれたひとたち。楽しいよね。脳内麻薬にやられて、ずーっと働いている。働いていてもお金じゃない。やる気の源泉は不明。人間が人間たる理由。今は、そんなことをせずに、おとなしく、定められた時間を働いて、生きている気になっていることが求められている。そんな気がする。今までの生き方が間違っていたのかもしれない。面白くなくても、それなりに頑張る。そんなの面白くない。でもそんな社会。監獄ではないだろうけど、緩やかな死。グライダー人間ではなかったのだろうか。ただ墜ちている。落ちていく。2024/11/19

kubottar

9
ゲームに対してここまで情熱を持てるのがうらやましい。情熱が6年間も続くのもスゴイが、企画がたち消えなかったのもその執念にも似た情熱のお陰だったのかもしれない。好きなことに打ち込む、純粋な人生の田尻さんがただただマブシイ。2012/11/07

ぱと

4
ポケットモンスターの章は特に熱量が高く、情熱を感じた。また、当時の新しいアイディアの出し方など、感動があった。2025/03/08

テッテレこだち

4
かつてゲームフリークの社員だったライターによるゲームフリーク史。なんといっても出版が2000年なので本当に草創期の話。文体は平易でかなり読みやすい。田尻智氏が「社長」になるまでの過程のあたりは、スカーレット・バイオレットのエリアゼロを見てから読むとなんともいえない感慨があった。2024/09/30

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