出版社内容情報
理想を求める哲学者"プラトン" と 楽したい現実主義の"ナード":オタクエンジニア。
人とテクノロジーの非対称な関係について: 人がテクノロジーを定義する一方、テクノロジーはいかにして人を定義してきたのか。そしてコンピューターサイエンスは我々をどこに導くのか。
本書からコンピューターサイエンスと歴史、その哲学・論理、そして数学についてなど多くのことを学ぶことができます。
・人とテクノロジーの“非対称”な関係性・ソフトウェアとAIの限界について理解
・人類の進化においてテクノロジーが果たす重要な役割について鮮やかに解説
AI時代に活躍するエンジニアが読んでおきたい1冊です。
MIT Press『Plato and the Nerd:The Creative Partnership of Humans and Technology』の日本語版。
Part 1 陽
第1章 壁に映る影
第2章 自然法則の発明
第3章 モノのモデルのモデルのモデルのモデル
第4章 はかないハードウェア
第5章 しぶといソフトウェア
第6章 進化と革命
Part 2 陰
第7章 情報
第8章 ソフトウェアの限界
第9章 共生
第10章 決定論
第11章 蓋然性と可能性
第12章 最終的な考え
内容説明
デジタルテクノロジが人間にもたらす変革・自由と限界。そして共生について。テクノロジ好きな「ナード」へ贈る「自分たちの仕事の文化的背景」を理解する1冊。
目次
1 陽(壁に映る影;自然法則の発明;モノのモデルのモデルのモデルのモデル;はかないハードウェア;しぶといソフトウェア ほか)
2 陰(情報;ソフトウェアの限界;共生;決定論;蓋然性と可能性 ほか)