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升田幸三の孤独

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784839946456
  • NDC分類 796
  • Cコード C2076

内容説明

升田・米長・芹澤・花村・郷田・藤井…天才達には、その才気が溢れるゆえの孤独がある。選ばれたものだけが辿り着く栄光と葛藤を老師・河口俊彦が描く。

目次

第1章 升田幸三の孤独(升田幸三;塚田正夫)
第2章 花村元司の侠気(花村元司;灘蓮照 ほか)
第3章 芹澤博文の直情(芹澤博文;板谷進)
第4章 郷田真隆の高邁(郷田真隆;藤井猛 ほか)
追悼 米長邦雄

著者等紹介

河口俊彦[カワグチトシヒコ]
1936年11月23日生まれ。神奈川県横須賀市出身。1951年6級で(故)小堀清一九段門。1966年10月四段。2000年4月七段。2002年3月、現役引退。将棋大賞は2004年度、東京記者会賞。順位戦ではC級1組に19期在籍。現役棋士時代から将棋観戦記やエッセイなどの著述活動で知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ライアン

3
昭和の棋界裏話って感じか。升田さん芹澤さんの話は面白いね。ここに郷田さんの話とか載ってるのはなんか違和感ある。あ、この作者はあまり好きじゃない・・・2014/02/16

kokada_jnet

3
他のライターが書けないような裏話を堂々と書けるのは、この著者ならでは。「裏から表」の花村元司、「表から裏」の芹澤博文の回が、特に印象強い。他には、木村一基が「会長に恨まれてましてね」なんて語った話とかね。2013/04/22

でかいひと/192CM

2
升田幸三をはじめとした、棋士のエピソードを綴った一冊。河口さんはここに出ている棋士の方々をリアルタイムで見ているわけだから、やはりそれなりに面白く。好みはあるのでしょうけど、個人的には河口さんの文章は好きなのです。2014/03/09

yasuhitoakita

2
超一流足りえる才能を持ちながら、実績を積み上げ時代を築くことのなかった脇役たち(というには豪華すぎる脇役たちだけど)にスポットをあてた随筆集。中原、谷川、羽生と世代を経て次第に築き上げられてきた「純粋な頭脳ゲームとしての将棋」に親しんだ目からすると、えげつないエピソードも多数採り上げられているけれど、どれも当時を生きた人々を活写していて興味深い。個人的には「一局を流れとして見る」という観点を面白く思った。2013/08/17

アヒツマ

1
棋士だからこそ書ける、棋士達へのフラットな視線と遠慮のない批評による列伝形式本。こういう書き物は今後出なくなるんだろうなあと思うと寂しく思う。2017/11/23

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