変わりゆく現代将棋〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784839934415
  • NDC分類 796
  • Cコード C2076

内容説明

「変わりゆく現代将棋」は2000年冬、3年半にわたる連載を終了した。果たして羽生の出した結論は何だったのか。本書は書き下ろしエッセイ「矢倉、その進化の歴史」棋譜FILE「矢倉史を彩るこの一局」梅田望夫氏との対談「現代将棋と歩んだ10年」を収録したボリューム満点、ファン待望の一冊。

目次

テーマ2 先手7六歩後手8四歩先手6八銀後手3四歩先手6六歩の考察(急戦棒銀;右四間飛車;陽動振り飛車;5筋交換型)
テーマ3 先手7六歩後手8四歩先手7八金の考察
エッセイ 「矢倉、その進化の歴史」
棋譜FILE 「矢倉史を彩るこの一局」
対談 羽生善治×梅田望夫「現代将棋と歩んだ10年」

著者等紹介

羽生善治[ハブヨシハル]
1970年9月27日、埼玉県所沢市の生まれ。1982年12月、6級で二上達也九段門。1985年12月、四段(史上3人目の中学生棋士)。1994年4月、九段。1989年、第2期竜王戦で初挑戦でのタイトル獲得。19歳3ヵ月でのタイトル獲得は当時最年少。1993年、第34期王位戦で史上最年少五冠。1994年第7期竜王戦で史上初の六冠。1996年、第45期王将戦で史上初の七冠制覇。1995年「永世棋王」「永世棋聖」、1996年「名誉王座」、1997年「永世王位」、2007年「永世王将」、2008年「永世名人(十九世名人)」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラッキー55

10
読了。羽生名人の著書。急戦棒銀、右四間飛車、矢倉などのテーマを絞った戦法の解説とエッセイ、対談を含む構成になっている。単なる定跡書でないので、飽きずに楽しく読めた。棒銀、右四間飛車の章では、今までの定跡書にはない手順の解説が含まれていて面白かった。また、対談は1980年代から始まった現代将棋の進化を述べていて、かなり興味深かった。将棋ファンでないとあまり興味が沸かない本の紹介で申し訳ありません。2016/05/27

kinaba

1
上巻の感想に書いたようなことが下巻のインタビューで少し触れられていて楽しかった。こちらの巻の方が直線的な変化の戦型が多く、下手の横好きでも読みやすい2019/01/15

ぼいど

1
矢倉5手目▲6六銀と▲7八金の考察その他を収録。かなり昔に買ったのですが棋力不足で一旦おいた本^^;今ならそろそろいいかなぁと思って数年振りに手にとって、やっと頭から全部読み切りました。 昔の本なのにちゃんと新しいからびっくりします。つくづく今のプロ棋士の、特に羽生さんより下の世代の将棋って、羽生さんの将棋と理論に影響されてその下地が出来てる人達なんですね。 ちなみに上巻も持ってますがそっちはまだ。そっちは1冊まるごと矢倉5手目▲7七銀の考察なんですが、私それ指さないのでまた今度でいいかなぁと^^;2015/03/29

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