内容説明
羽生善治名人との最終局はまさに「百年に一度の大勝負」。その時3連敗から4連勝の奇跡が起きた。永世竜王誕生。
目次
第1部 自戦記編(憧れの棋士に嬉しい初勝利―第17期竜王戦決勝トーナメント 対谷川浩司王位・棋王戦(H16年7月22日)
新手が実り竜王奪取―第17期竜王戦七番勝負第7局 対森内俊之竜王戦(H16年12月27、28日)
初採用の一手損角換わり―第18期竜王戦七番勝負第1局 対木村一基七段戦(H17年10月25、26日)
4連勝で最年少九段に―第18期竜王戦七番勝負第4局 対木村一基七段戦(H17年11月29、30日)
土俵際で後手7九角が炸裂―第19期竜王戦七番勝負第3局 対佐藤康光棋聖戦(H18年11月14、15日) ほか)
第2部 棋譜解説編(幸先の良いスタート―対土佐浩司七段戦(H16年1月8日)
同世代対決を制す―対阿久津主税四段戦(H16年2月20日)
ゴキゲン中飛車の超急戦―対橋本崇載四段戦(H16年4月17日)
矢倉穴熊を攻略―対平藤眞吾六段戦(H16年5月18日)
ランキング戦決戦―対塚田泰明九段戦(H16年6月23日) ほか)
著者等紹介
渡辺明[ワタナベアキラ]
1984年4月23日東京都葛飾区生まれ。1994年6級で所司和晴七段門。2000年4月1日四段(史上4人目の中学生棋士)。2005年11月30日九段(史上最年少)。2003年第51期王座戦で羽生王座に挑戦。2004年第17期竜王戦で森内竜王を破り初タイトル獲得。2008年第21期竜王戦で羽生名人を降し、初代永世竜王の資格を得る。タイトル戦登場7回、棋戦優勝4回。将棋大賞は、優秀棋士賞、最多勝利賞、名局賞など計7回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。