内容説明
“ペルソナ手法”―それは、対象となるWebサイトの典型的なユーザー像を明確にするデザイン手法のこと。ペルソナ手法の基本から、ユーザー調査の方法、調査結果の分析から、それを「ペルソナ」としてまとめあげるまでを解説。同時に、その「ペルソナ」を実際のWebビジネス戦略に結びつけ、成果を測る手法についても詳説。“ペルソナ手法”の実践的な教科書。
目次
1 ペルソナ手法の紹介(ユーザーを中心に据えたサイト設計;ペルソナ手法とは)
2 ペルソナの制作(ペルソナ作成へのアプローチ;定性的なユーザー調査;定量的なユーザー調査;セグメンテーションの作成 ほか)
3 ペルソナの活用(ペルソナを生かし続ける;ビジネス戦略を方向づける;機能や実用性をどこまで拡充するか…;構造、コンテンツ、デザインを方向づける ほか)
著者等紹介
Mulder,Steve[MULDER,STEVE][Mulder,Steve]
インターネット・コンサルティング会社Molecularのプリンシパル。エマージェンシーインタラクション部門のディレクターとして最新技術とソーシャルネットワークなど融合したWeb2.0の開発を専門に行っている。ペルソナを活用したコンサルティングで広く世界に知られており、自らも第一線でこれを活用するユーザーエクスペリエンスのエキスパート。Molecular以前は、Terra Lycos、Razorfish、TSDesignなどのユーザーエクスペリエンス部門のマネージャーおよびリード・インフォメーションアーキテクトとして、ユーザー調査、情報アーキテクチャ、インタラクションデザイン、ユーザビリティなど、そのキャリアは12年を越す
Yaar,Ziv[YAAR,ZIV][Yaar,Ziv]
元Molecularのインターネット戦略部門バイスプレジデント。現在は医療ポータルサイトを運営する新鋭のWEGO Healthの製品開発部門バイスプレジデント。企業のテクノロジー開発やビジネス戦略の立案を得意とし、Molecular時代にはペルソナ手法にマーケティング分析の手法を取り入れたサービス開発をサポートしていた
奥泉直子[オクイズミナオコ]
北海道出身。1996年、小樽商科大学管理科学科を卒業。2005年、中京大学情報科学研究科認知科学専攻、修士課程通信教育課程修了。2001年から株式会社ユー・アイズ・ノーバス(現・株式会社ユー・アイズ・デザイン)に勤務し、翻訳業務、ユーザビリティ絶農業務に従事。2004年に独立し、現在はフリーランスのユーザビリティ・エンジニアとして国内外のユーザビリティ評価業務を中心に活動中
佐藤伸哉[サトウノブヤ]
エクスペリエンスデザイナー。1993年、神戸芸術工科大学卒。工業デザイナーとしてスタートし、その後インタラクティブデザイン会社の設立に参画。1998年、本格的に視覚効果とCGを学ぶために西海岸へ。SIGGRAPH入賞をはじめ文化庁メディア芸術祭入選など国際的な受賞歴多数。2000年よりiXL、Razorfishなどの大手Web制作会社でリード・インフォメーションアーキテクトを歴任し、2002年より株式会社ビジネス・アーキテクツに参加。米国情報アーキテクチャ研究所(IAI)およびUXnetの日本代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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