内容説明
大きなうねりとなって世界中に広がっているオープンソース。オープンソースを語るうえで、忘れてはならない人物がいます。フリーソフトウェア運動をリードしてきた伝説のハッカー、リチャード・ストールマンです。本書ではストールマンという強烈な個性に焦点をあて、オープンソースのベースとなっているソフトウェアライセンス「GNU GPL」が生まれた背景、現在のビジネス、コミュニティ活動などを紹介し、オープンソースの深い意味と広がりに迫ります。
目次
第1章 オープンソースの原点(リチャード・ストールマン;発祥地ボストンとITS ほか)
第2章 オープンソースビジネスの展開(ビックブルーの大転換;社会の変化とビジネスモデルの変化 ほか)
第3章 日本のハッカーとコミュニティ(コミュニティによるクリエイション;SourceForge.net ほか)
第4章 次世代への展望(日本企業の情報システムの課題;ウィンドウズ95ブームの陰で ほか)
著者等紹介
井田昌之[イダマサユキ]
青山学院大学大学院理工学研究科経営工学専攻博士課程修了。工学博士。青山学院大学理工学部、同情報科学研究センタ、同国際政治経済学部を経て現在、国際マネジメント研究科教授。マサチューセッツ工科大学人工知能研究所客員研究員(1993年、2002年)。ANSI X3J13正員、ECMA TC41委員、(財)国際情報化協力センタ客員上席研究員、内閣府IT国際政策懇談会委員(2004年)等として、IT国際標準ならびに振興政策に参加。Java、Linux、OSS、戦略的分散システム設計を研究
進藤美希[シンドウミキ]
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科博士課程DBAプログラム修了。博士(経営管理)。現在、ソフトウェア会社勤務。NPO法人フリーソフトウェアイニシアティブ理事。青山学院大学大学院国際マネジメント研究科非常勤講師(インターネットマーケティング、2005年度・2006年度)。通信・放送の融合、インターネット放送、プラットフォームビジネス、コンテンツマーケティング、オープンソースソフトウェアを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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