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オープンソースがなぜビジネスになるのか

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  • サイズ B40判/ページ数 170p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784839920784
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

内容説明

大きなうねりとなって世界中に広がっているオープンソース。オープンソースを語るうえで、忘れてはならない人物がいます。フリーソフトウェア運動をリードしてきた伝説のハッカー、リチャード・ストールマンです。本書ではストールマンという強烈な個性に焦点をあて、オープンソースのベースとなっているソフトウェアライセンス「GNU GPL」が生まれた背景、現在のビジネス、コミュニティ活動などを紹介し、オープンソースの深い意味と広がりに迫ります。

目次

第1章 オープンソースの原点(リチャード・ストールマン;発祥地ボストンとITS ほか)
第2章 オープンソースビジネスの展開(ビックブルーの大転換;社会の変化とビジネスモデルの変化 ほか)
第3章 日本のハッカーとコミュニティ(コミュニティによるクリエイション;SourceForge.net ほか)
第4章 次世代への展望(日本企業の情報システムの課題;ウィンドウズ95ブームの陰で ほか)

著者等紹介

井田昌之[イダマサユキ]
青山学院大学大学院理工学研究科経営工学専攻博士課程修了。工学博士。青山学院大学理工学部、同情報科学研究センタ、同国際政治経済学部を経て現在、国際マネジメント研究科教授。マサチューセッツ工科大学人工知能研究所客員研究員(1993年、2002年)。ANSI X3J13正員、ECMA TC41委員、(財)国際情報化協力センタ客員上席研究員、内閣府IT国際政策懇談会委員(2004年)等として、IT国際標準ならびに振興政策に参加。Java、Linux、OSS、戦略的分散システム設計を研究

進藤美希[シンドウミキ]
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科博士課程DBAプログラム修了。博士(経営管理)。現在、ソフトウェア会社勤務。NPO法人フリーソフトウェアイニシアティブ理事。青山学院大学大学院国際マネジメント研究科非常勤講師(インターネットマーケティング、2005年度・2006年度)。通信・放送の融合、インターネット放送、プラットフォームビジネス、コンテンツマーケティング、オープンソースソフトウェアを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

baboocon

18
オープンソースの発祥と、それがビジネスの領域にも展開していった歴史をさっくりと解説する本。前半はオープンソース運動を推し進めたリチャード・ストールマンの話が中心で、オープンソースハッカーと著者の交流も絡めて書かれている。OSSのビジネス展開については、企業がソフトウェアを全て自前で開発するよりもオープンソースを適切に利用するのが合理的となっていると述べているが、ちょっと踏み込み不足な気がした。2012/06/19

文章で飯を食う

5
リチャード・ストールマンのフリーソフトウェアーにかける情熱がおもしろかった。同じぐらいの中身の濃さがリナックスについても、書かれていたら良かったのだが。それは、別に探すべきか。2012/12/15

bibliophage

4
マネタイズは後からついてくる?2016/07/17

かずら

1
利用者が自由にプログラムを改変し再配布できる「オープンソース」。そのなりたちと、ビジネスとしての発展。文章から暮らしを便利にすることへの使命感、喜びを感じます。こういうものづくりの力を信じるところは製造業もプログラマーも変わらないですね。オープンソース至上主義ではなく、「オープンソースにしたほうが便利なものはそうするべき」というスタンスでした。メリットばかり書いているのでオープンソースの弱点も知りたかったです。2014/02/28

massn

1
リチャード・ストールマンを軸にしたハッカーの文化史とオープンソースビジネスの話。二つのテーマともにかなり中途半端で切って貼った印象。オープンソースがなぜビジネスになるのかは大雑把すぎて、題名にしていいんかいなという感じ。2011/02/22

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