Code Quality―コードリーディングによる非機能特性の識別技法

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  • サイズ B5判/ページ数 603p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784839919795
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

内容説明

本書の目的は、ソフトウェアコードの品質を判断する方法について学ぶことです。この技術を習得すれば、自分で作成したコードやほかの人が作成したコードについて、品質を評価したり、欠陥が見つかったときに修正したりする場合、これまでとは違う感覚でコードを読むことができます。また、より優れた実装方法について同僚たちと話し合い、プロジェクトを最も適切な方向に進めようとするときにも、この品質に関する知識が役に立ちます。

目次

第1章 序論
第2章 信頼性
第3章 セキュリティ
第4章 タイムパフォーマンス
第5章 空間パフォーマンス
第6章 移植性
第7章 保守性
第8章 浮動小数点演算
付録A ソースコードの著作者

著者等紹介

Spinellis,Diomidis[SPINELLIS,DIOMIDIS][Spinellis,Diomidis]
Imperial College Londonにてソフトウェアエンジニアリングの工学修士とコンピュータサイエンスの博士号を取得。現在はAthens University of Economics and BusinessのManagement Science and Technology学部で准教授を務める

鵜飼文敏[ウカイフミトシ]
Debian Projectオフィシャルメンバー、元Debian JP Projectリーダー、日本Linux協会前会長、The Free Software Initiative of Japan副理事長、平成15年度16年度「未踏ソフトウェア創造事業」プロジェクトマネージャー。大学院在籍中に386BSDやLinuxをPC98アーキテクチャで動かして以来、フリーなオペレーティングシステムの世界にはまる。Debian JP Project創設時のメンバーで以後Debianを中心に活動。debian.or.jpおよびlinux.or.jpなどの運用管理を行っている

後藤正徳[ゴトウマサノリ]
Debian、GNU C LibraryやLinuxカーネルドライバなどのオープンソースソフトウェア開発プロジェクトにおいて活動を行っている。Debian Projectオフィシャル開発者、YLUG(横浜Linux Users Group)発起人

平林俊一[ヒラバヤシシュンイチ]
WideStudio開発者。1971年生まれ。1992年東京工業大学情報工学科卒。1993年富士電機(株)に入社、1999年富士通(株)に入社。一貫して大規模ミドルウェアの開発に従事し、現在、基幹システムの通信基盤ミドルウェアの開発を行っている。また、他方ではソフトウェア開発に魅せられ、オープンソースで進めているWideStudio開発を通じ、ソフトウェア開発技術の普及に尽力している

まつもとゆきひろ[マツモトユキヒロ]
1997年から(株)ネットワーク応用通信研究所特別研究員としてRubyの開発をメインとして働く。鳥取県米子市出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。