内容説明
他のプログラミング言語にも多大な影響をあたえる関数型言語。「宣言的」とはどういうことか。またパターンマッチング、再帰的定義、モナド、静的な型付け、型クラスとインスタンス宣言など重要な概念について、Haskell(ハスケル)を利用したプログラムを組みながら、実践的な解説を試みます。
目次
0章 Haskellとは
1章 Haskellプログラミングひとまわり
2章 型と値と関数
3章 リスト
4章 型宣言と型クラス
5章 モナド
6章 ゲームを作ろう
7章 もっともっとHaskell
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MKSzk
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モナドが分かるような分からないような感じ。タイミングや順序が処理系任せな「評価」とそうでない「動作」を分けるというのは理解できるし好ましい性質だと思うのたが、実用的なソフトウェアを書くとモナドだらけになってしまいそうで、どう回避するのか気になる。2015/03/31
kosugi
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wxHaskell の環境作れなさすぎてわろかしいww2012/09/01
のぶ
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あららこの本もう6年も前に発行されてたのか。しかも大学院生が趣味の延長で書いた本だと知ってびっくり。私は去年あたりからハスケル本を読み始めていてすでにハスケルファンなので実感はないのだけどこの言語に最初に出会う本としてはいい線行ってる気がします。比較するとしたら相手は「ふつうのHaskell...」かな。記法や用語の説明が後で出てきたりする箇所が時々あって、総合的には「ふつうの」の方が少し勝ってるかもしれないけど、GUIを扱ってる点と、モナドの解説に(腰が引けながらも)チャレンジしてる点は有難かったです。2012/03/28
だまん
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Curryチュートリアルの翻訳、ネットだけじゃ基礎的なHaskell用語がわからない限界があると感じたので、とりあえず「ゲームを作ろう」の手前まで読んでみた。網羅的だけど、駆け足だからこれいきなり読んだら圧倒されてたかも。でも、型クラスとかモナドとかわくわくした2009/06/26