内容説明
ソフトウェアを新しいプラットフォームに移植する理由は無数にあります。しかし、ありがたいことに、たいていの場合はプラットフォーム固有の詳細な事柄に関係なく、同じ原則を当てはめることができます。本書では、移植可能なソフトウェアの開発に関する普遍的な原則を論じ、説明していきます。また、ソフトウェアの移植に関する問題と、その障害となる事柄も説き明かしていきます。
目次
移植可能なソフトウェアの開発技法
「移植性」という概念
ANSI CとC++
移植性を実現する各種のテクニック
編集とソース管理
プロセッサの違い
浮動小数点
プリプロセッサ
コンパイラ
ユーザーとの対話〔ほか〕
著者等紹介
Hook,Brian[HOOK,BRIAN][Hook,Brian]
主にゲームおよびエンターテインメント業界で活躍を続けている職業ソフトウェア開発者です。id Software、3Dfx Interactive、Pyrogonをはじめとする企業でクロスプラットフォームの開発に携わってきた経験から、クロスプラットフォームのソフトウェア開発プロセスに対する独自の考えを展開しています
鵜飼文敏[ウカイフミトシ]
Debian Projectオフィシャルメンバー、元Debian JP Projectリーダー、日本Linux協会理事、The Free Software Initiative of Japan副理事長、平成15年度16年度「未踏ソフトウェア創造事業」でプロジェクトマネージャー。大学院在籍中に386BSDやLinuxをPC98アーキテクチャで動かして以来、フリーなオペレーティングシステムの世界にはまる。Debian JP Project創設時のメンバーで、以後Debianを中心に活動。debian.or.jpおよびlinux.or.jpなどの運用管理を行っている
田郷明[タゴウアキラ]
日本GNOMEユーザー会副会長、Debian Projectオフィシャルメンバー、Fedora Core Internationalization Projectメンバー。主に国際化方面で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。