内容説明
一点突破型のビジネスモデル、全社的ミッションの浸透、創造的な企業カルチャー、驚くべきスピードとパワーで躍進するグーグルを読み解く。
目次
第1章 一八カ月で売上高六倍、税引き前利益二三倍
第2章 どこまでも楽しくどこまでも快適に
第3章 なぜグーグルだけに可能だったのか
第4章 最高の創造的環境をつくればよい
第5章 「この半年間であなたが見た最もクールなものはナニ?」
第6章 WOLFGANG SERGEY―LARRY GOOGLE
第7章 グーグルの「コンピタンス」を分析する
第8章 グーグルをめぐる「戦略課題」を分析する
著者等紹介
嶋田淑之[シマダヒデユキ]
1956年福岡県生まれ。東京大学文学部卒業。大手電機メーカー、コンサルティング・ファーム勤務等を経て、産能短期大学講師。戦略経営協会会員
中村元一[ナカムラゲンイチ]
1933年東京都生まれ。56年一橋大学商学部卒業。松蔭大学教授。帝京科学大学名誉教授。戦略経営協会(JSMS)会長。96年3月7日に、ジョージア日米協会から「Mike Mansfield Award」を授賞。主な著書に『成功経営の法則』(JSMSの2001年度アンゾフ・アウォード「最優秀文献賞」を授賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こじ
11
評価5/5 「楽しくなけりゃ仕事じゃない」 これがグーグルの企業文化である。 さらに、趣味なども徹底的にやって、心身共にリフレッシュした最高の状態で仕事をすることを推奨している。 まさに人間としての幸せを追求することを推奨している。 とても素晴らしい会社だと思いました。 こういった会社が一般的になっていくべきだと思いました。2021/08/09
mitsu
1
グーグルに関して書かれた少し前の本ですが、日本内でのグーグル社員の話は少し出ていますが、本社とのインタビュー等はなくその部分での情報としては残念かなと思います。グーグルのビジネスの仕方の概要をしるには良いかもしれません。2014/02/28
gooccci
0
78点2014/03/22
Takashi Shibayama
0
グーグルの強さ。グッドサイクルを回すいろんな施策の中で、なかでももっともすごいと感じるところは、グーグラーとよばれる人材の集積であろう。採用面接には非常に力を入れている。数十人の社員が面接に携わり、その全員から5段階中4以上の評価を取らないといけない。その評価基準の半分は、「グーグルの文化に合うか?」だという。もともととんがった人材ばかりが面接にくるなかから、さらに選ばれた人材がグーグルを動かしているのだ。 2011/10/23
しょ~や
0
会社の雰囲気が羨ましい。やはり他の企業とは様々な面で異なるが故に類を見ない躍進を果たしたのではないかと思う。「やはりGoogleは違うな」と思わせる2010/07/23