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マッキントッシュ伝説
マッキントッシュ誕生の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784839909758
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C3055

内容説明

「マウス」「アイコン」「デスクトップ」「フォント」など現在のパソコンの基本形となったインターフェイス技術。これらはすべて新世代パソコンの開発に迷走するベンチャー企業“アップルコンピュータ”の一握りのメンバーの手によってまとめあげられ「マッキントッシュ」として産み落とされた。マウスを最初に発明したのは誰なのか?アイコンという概念を最初に提唱したのは誰なのか?計算機はいつからメディアを模倣し始めたのか?マッキントッシュ開発チームのメンバーのみならず当時シリコンバレーで未来のパソコンを夢想していたエンジニア達に対しロングインタビューを決行し、「マッキントッシュ」と「反体制」を原動力として「現在のパソコン」が発想されてゆく過程をなまなましく浮き彫りにした伝説的名著。

目次

第1章 パーソナルコンピュータの黎明(スティーブ・ウォズニアック;ジム・ウォーレン;レジス・マッケナ)
第2章 インターフェイスの誕生(ダグラス・エンゲルバート;アラン・ケイ;ジェフ・ラスキン)
第3章 新世代機種Lisa&Macintosh(ジョン・カウチ;ジョアンナ・ホフマン;ビル・アトキンソン)
第4章 青い目のマック、日本帰化への道(ジェームス・比嘉;ケン・クルグラー;大河内勝司)

著者等紹介

斎藤由多加[サイトウユタカ]
1962年東京生まれ。マッキントッシュおよびコンピュータインターフェイスに関する著述多数。ゲームデザイナー/(株)ビバリウム代表取締役。「タワー」(1993年)では全米出版協会でベスト・シミュレーション・オブ・ザ・イヤーなど、「シーマン~禁断のペット~」(1999年)では文化庁メディア芸術祭をはじめ国内外で数多く受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amanon

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アップル社及び、パソコンの黎明期を知る上でまたとない一冊。特に興味深かったのは、初期アップルにあったのは、利益追求ではなくてカウンター・カルチャーの影響下で反権力、反官僚主義的精神であったという事実。そのルーツが何がしかの形で、今のアップル社に息づいているからこそ、アップル社は他のパソコン・メーカーとは一線を画した存在を保持しているのだなということに思い当たった。後、気になるのは本書では、アップルの創始者スティーブ・ジョブスのインタビューが掲載されていないこと。やはり何かとむつかしい事情があったのか?2011/11/02

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