死後の存続

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784839701178
  • NDC分類 954
  • Cコード C0010

内容説明

『青い鳥』のノーベル賞作家が死後の意識について考察する。カトリック教禁書目録に入れられたいわくつき問題作の新訳。

目次

死に対する不当な扱い
存在の消滅
死後の意識の存続
神智学の仮説
新しい交霊術の仮説・霊たちの出現
死者との対話
クロス交信
再生
意識のたどる道
二つの顔を持つ無限
無限における人間の運命

著者等紹介

メーテルリンク,モーリス[メーテルリンク,モーリス][Maeterlinck,Maurice]
1862~1949。ベルギーの詩人・劇作家・随想家。ガンに生まれ、イエズス会のサン・バルブ高等中学からガン大学法学部に進む。弁護士になるが早くに文学に転じた。生涯を人間と宇宙の神秘の探求に捧げた思想家でもある。著書に『ペレアスとメリザント』『青い鳥』ほか多数。1911年ノーベル文学賞

山崎剛[ヤマザキゴウ]
1950年、横須賀に生まれる。翻訳家。早稲田大学仏文科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃこ

1
原題は「死」。メーテルリンクの問題作でカトリック教の禁書目録に指定されたといわれる。死後の領域において意識は存続するのか。宇宙とは無限であり、人間も無限を母とする子である。無限は我々の誕生より前にあるのだから死後にも無限は存続するに違いない、という内容。誕生の瞬間と同様に死の瞬間を迎えられる世界は訪れないような気がする。むしろそんな世界ディストピアじゃないのかと思ってしまう私は頭が固いのか。要するに「死自体を恐ることなかれ」という本なのかな。霊との交信を行っている研究所が存在するということに一番びっくり。2012/12/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/231371
  • ご注意事項

最近チェックした商品