出版社内容情報
『ヨーガ・スートラ』とは、何千年にもわたる先達の探求と成果を体系づけた「ヨーガの原典」であり、その伝統的「心の科学」を意識変容への実践ヨーガとして現代に提唱しているのが、サッチダーナンダの「インテグラル・ヨーガ」である。
「これは、一般の小説のように、一度目を通しただけで投げ捨ててしまうような本ではない。また、大量の議論や哲学によって心を満たす学術書でもない。これは実用的なハンドブックなのだ」(序文より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえこ
20
とても面白かったです。まだまだ理解出来ないことがたくさんあるので、何度も読み返して実践もして深めていきたいです。2017/10/22
りえこ
15
やはりとても面白かったです。まだまだ理解できていないので、毎日読もうと思います。2017/11/11
Sugi Takahiro
10
「心の作用を止滅すること」これが全てで後はこのことを説明するにすぎない。 世界は捉え方次第で、同じものでも180度変わる。心により差異があるように「見える、感じる」だけ。その背後には「一なるもの」がある。 心(チッタ)の作用(ヴリッティ)は修習(心を不動にする努力・実践)と離欲(対象への切望から自由であろうとする克己の精神)によって止滅される 到達すべき対象に全精力を注げばよく、他人は他人。集中する対象ではなく、その背後の到達すべきもののために集中する。対象は目的地のシンボルに過ぎない。2016/01/16
__k
4
この世の体験はすべて心理的.そしてそれらは相対的に心により判断される(痛み、悩みetc.)・家族は社会、いつまでも居場所を変えることができるわけじゃない.家族など、ある社会を通じてどんな環境でもうまく立ち回れる術を身につけよ・ヨーギーが何かを為すときは、それを楽しむ。それは遊戯なのだ。ゲームなのだ、行為することは。2023/02/18
Mica
4
ヨガのポーズを教えてくれるのではなく、ヨガの本質を説いている本です。なので一読して全てを理解するのは難しいです。また時間が経ったら読みたいかな。小話が面白い。2019/01/04