出版社内容情報
「無印良品の家」ってなんだろう。
住む人のこだわりや暮らしぶりにあわせて
いろんな顔を見せてくれる。
それって「住まい方の原点」なのではないだろうか。
「無印良品の家」で暮らしている方を訪ねて
十人の目利きがその住まい方を拝見しました。
無印良品は「木の家」「窓の家」「朝の家」の3タイプの家を販売している。住む人の工夫によってさまざまな暮らしのヴァリエーションがある。その暮らしぶりを伝えるために、無印良品では「家に会いに。」と題したリーフレットを発行してきた。
本書はその10回分をまとめ、この企画のコンセプチャーでもあるデザイナーの原研哉が新たに文章を寄せたもの。「無印良品の家」を訪ねたのは、以下の10人の目利きたち。
小泉誠(家具デザイナー)「二つの暮らしを楽しむ家」
松浦弥太郎(『暮しの手帖』編集長)「育つ家」
平松洋子(エッセイスト)「季節を眺める家」
柴田文江(プロダクトデザイナー)「大きな器の家」
谷尻誠(建築家)「自由な家」
伊藤まさこ(スタイリスト)「健やかな家」
岡部憲明(建築家)「光景の家」
亀井誠一(『カーサ ブルータス』元編集長)「帰る家」
長谷川豪(建築家)「身軽な家」
野村友里(フードディレクター)「桜の家」
【著者紹介】
デザイナー。1958年生まれ。「もの」のデザインと同様に「こと」のデザインを重視して活動中。2002年に無印良品のアドバイザリーボードのメンバーとなり、アートディレクションを開始する。長野オリンピックの開・閉会式プログラムや2005年愛知万博の公式ポスターを制作するなど日本の文化に深く根ざした仕事も多い。展覧会の企画も多く手掛け、「RE DESIGN」「HAPTIC」では独自の視点からデザインの新たな課題を社会に提示し、「SENSEWARE」「JAPAN CAR」では産業の潜在力を可視化し、世界へと発信していくなど、活躍の場を広げている。近年は「観光」「家」「新素材」「移動」などから、新たな産業ヴィジョンの構想に注力している。著書『デザインのデザイン』『日本のデザイン』(共に岩波書店)や『白』(中央公論新社)はアジア各国語版をはじめ多言語に翻訳されている。
目次
二つの暮らしを楽しむ家―窓の家 I邸・京都府
育つ家―木の家 M邸・佐賀県
季節を眺める家―窓の家 K邸・長野県
大きな器の家―朝の家 K邸・岡山県
自由な家―木の家 H邸・茨城県
健やかな家―木の家 A邸・奈良県
光景の家―窓の家 M邸・大阪府
帰る家―木の家 A邸・長野県
身軽な家―窓の家 O邸・栃木県
桜の家―窓の家 K邸・愛知県
著者等紹介
原研哉[ハラケンヤ]
デザイナー。1958年生まれ。「もの」のデザインと同様に「こと」のデザインを重視して活動中。2002年に無印良品のアドバイザリーボードのメンバーとなり、アートディレクションを開始する。長野オリンピックの開・閉会式プログラムや、2005年愛知万博の公式ポスターを制作するなど日本の文化に深く根ざした仕事も多い。展覧会の企画も多く手がけ、「RE DESIGN」「HAPTIC」では独自の視点からデザインの新たな課題を社会に提示し、「SENSEWARE」「JAPAN CAR」では産業の潜在力を可視化し、世界へと発信していくなど、活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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