内容説明
子供ができてからセックスレスに悩むフリーライター、俳優と結婚し、養子を育てる薬物依存症のハリウッド女優、黒人ミュージシャンと結婚した悩み多き元レズビアン、完璧な家庭と子育てにすべてを捧げるミーハーな主婦。あの人の夫は私の元恋人、私はあのママを愛していて、私は彼女の夫と不倫していて…。ブルックリンを舞台におしゃれママたちが繰り広げる、赤裸々でパワフルな物語。
著者等紹介
ソーン,エイミー[ソーン,エイミー][Sohn,Amy]
作家、コラムニスト。ブルックリン在住
飛田野裕子[ヒダノユウコ]
英米文学翻訳家。慶應義塾大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinomiya
3
育児はかぎりなく孤独な作業である反面、1人きりになれる時間はまったくない。p54個性ある4人のニューヨーカーママをブルックリンを舞台に描いた作品。過保護、ミーハー、満たされないセレブ、それぞれ曰くありげなキャラクターたち。最初は面白かったけど、救われない終わり方で消化不良のまま終了。もやもやした気分が残る作品だった。2014/06/05
くっきー
2
ひさしぶりに翻訳物を読んだけど、登場人物が多い割にはキャラがたっているので、名前がこんがらがることもなくスラスラ読めました。4人のママたちのそれぞれの悩みが交錯していくんだけど、いまいち共感はできず…。最後も問題が解決したんだかどうか、続編の予定でもあるのかなって感じです。2011/07/05
寧々子
2
サラ・ ジェシカ・パーカーが映像化権を獲得したと知り読んだんだ。 SATCと同じで4人の女達の物語だし彼女たちはキャラが立ってるけど、魅力的とは思えないし誰にも共感できなかった~ 彼女たちの悩みや不満には一応オチはついてたけど、「これで終わり?!」って驚いちゃうような割とあっけない終わり方でした。 実在のセレブが多数登場して華やかだったし人種差別問題が盛り込まれたり、興味深い要素はたくさんあったんだけど私には微妙なまま終わりました。2011/01/25
じょじょ
1
面白かったけど 性格に国籍は関係無いとはわかっていても やっぱり外国人は自己中が多いなと感じる話。2017/05/08
wealth
1
最後に物語らしくかっちり終わらない感じが、これからも彼女らの生活は続いて行くんだなぁという感じ。みんな問題抱えたまま、というのが意外でしたがリアルでもあり。まさかルーシー・リューが出てくるとは思わなんだ。楽しめました。やっぱり翻訳ものが好きだなぁと。2011/09/16