目次
役どころを心得た、６つの小瓶（米沢亜衣（料理家））
男の台所はｎｏｔぴかぴか主義で（ケンタロウ（料理家））
毎日の道具こそ、思いきってあつらえる（石井すみ子（主婦））
ごちゃまぜなのに、なぜかすっきり（山本祐布子（イラストレーター））：働きものは手も口もよく動く（高橋みどり（スタイリスト））
ごちそうは朝の空気と野菜と果物（伊藤まさこ（スタイリスト））
換気扇やガス台の五徳も、毎日掃除（渡辺有子（料理家））
やかんのお湯まで丸見えです（深尾泰子（布小物制作家））
台所は生きているから、日々の世話が大切（高山なおみ（料理家））
“好ましい道具”の集まるところ（長尾智子（フードコーディネーター））〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
53
お料理上手な人の台所だけに面白かったです。人によって使い勝手が違うので、工夫も様々。見た目優先ではないのも好感が持てました。個人的には仕舞い込む収納派なのですが、見せるというか、使い勝手優先で出したままも意外と見苦しくないと気付きました。食器用ふきんがイマイチだったので、この本で白雪ふきんを知り嬉しいです。続いて2巻目を読みます。2017/11/28
ばう
42
★★★様々な分野の料理上手達の台所が紹介されています。どれも手入れの行き届いた居心地の良さそうなものばかりでそれは「キッチン」というよりも「台所」という言葉がふさわしい感じです。どのお宅も特別広くも最新設備の揃ったものでも無く、調理器具や食器が沢山ある普通のお宅にもありそうな印象の台所ばかりだけれど、一つ一つの物が整然と収納され、どれも大切に使われていることが写真からも良く伝わってきます。やっぱり料理上手の人はこういうところが違うんだろうなぁ。この気持ちが薄れないうちに私もウチの台所を見直してみよう。2017/12/13
ケロコ
36
【図書館】料理家の皆様はこだわりが強くてらして、道具もこだわられているのね。洗濯機、冷蔵庫、食器棚、作業台、電子レンジ、オーブン床や扉にいたるまで。もちろん、器や包丁、布巾だってこだわりの極み。どれも、使い込まれて歴史有る暖かいお道具で、スタイリッシュな今時の白い大理石もどきのシステムキッチンとは程遠く、味わい深いものでした。我が家でこれができるか？というとそれはまた別の問題なので、自分のこだわりの範囲で小さく楽しめたらいいなと思っています。2016/11/21
リコリス
30
ケンタロウさん、伊藤まさこさん、高山なおみさんなどお料理上手な方の台所を紹介。使いこなされたもの新しいものどれも持ち主の愛情がたっぷり注がれている感じがして温かい気持ちになった。読後、まずは食器棚の物を全部出して整理整頓。スッキリと使いやすくなりました。毎日いる場所、より心地よくしていこう♬2016/05/14
おれんじぺこ♪(15年生)
27
主婦向けの雑誌にのってる「なんだか生活感ない綺麗でおしゃれなキッチン」とは違い、「生活感」あふれるキッチン。汚いという意味の[生活感」ではなく、持ち主のこだわりがいろんな部分に見えているという点。これと同じにってわけにはいかないけれど他人の台所はおぉ！これをここに置くんだ、とか、こういう風に使うのね、とか見てるだけでワクワクする。2014/06/25
