内容説明
金正日からアニータまで、養老孟司から森喜朗まで、ボブサップからタマちゃんまで、叶美香から田中真紀子まで、近年の有名人物を網羅して、顔面の真理に迫る問題の書。
目次
金正日
カルロス・ゴーン
養老孟司
椎名誠
鳥越俊太郎
安藤忠雄
キアヌ・リーブス
村上龍
清原和博
日野原重明〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜長月🌙@5/19文学フリマQ38
60
南伸坊さんが70人の著名人に変装して写真を撮り、その人になりきってコメントするというキテレツ本です。あの真ん丸の顔の伸坊さんが顔まねできるのは限度があると思うのですが開けてびっくりです。まさにそっくりなのは「安藤忠雄」「養老孟司」「イチロー」「椎名誠」「宮崎駿」「叶美香」。失敗は「中山美穂」「マイケル・ジャクソン」「梅宮アンナ」。2018/07/28
佐島楓
34
マイケル・ジャクソンが心霊写真みたいになってしまっていて怖かった。角度限定で似てるなーと思う方、全然違うよ! と思いながらも笑ってしまう方、いろいろでした。2014/09/16
うめ
25
今読むと、懐かしく感じる人(今彼らはどうしてるんだろう)が多い。鬼籍に入られた方もいる。この時代にはときめいていたのだろうけれども、時の流れは残酷だ。笑える本、なのだけど、諸行無常を感じてちょっと胸が痛んだ。2018/08/06
みさどん
18
金正日主席のところでふむふむ。椎名誠さん、こんな顔だっけ?と違和感、キアヌリーブスのところで吹き出した。南さんじゃないかい!顔真似もして本人になりきり一言を書くというものだった。たまちゃんはありえなさが笑える。でも、主張はごもっとも。本人の論調がほんとそうだよなと楽しめた。それぞれのご本人の感想を知りたいもの。2017/05/25
田中寛一
16
を読んでいて読みたくなった。人のみになって考えるという趣向。見開きで本人らしき写真(南伸坊さんの成りすまし)と本人ならこんな事を言うのではないかという発言文。いやー、実に面白かった。2000〜03年の雑誌連載だったようだから、その時時の話題の人で、より楽しく読めただろう。人の身になって、人の気持ちを考えてみるというのは、なかなかできることではないかもしれないが、人生を2人分、2倍以上に楽しめそうだ。2019/12/05