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廃墟漂流

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  • サイズ A4判/ページ数 191p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784838713226
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めしいらず

51
こういう場所にどうにも心くすぐられる子どもでした。静寂な屋内に響く靴の音。窓から射し込む光に舞うホコリ。其処彼処に散らばる用途知れずの道具。そしてささやかな冒険への心の高鳴り。何だか懐かしき哉。そこに降り積もった静かな時間の痕跡に、今でも心惹かれます。2015/12/27

あじ

49
廃墟は諸行無常の美・サイレント。思索の念を持つ者を吸い寄せる。哀愁の夢ファクトリー、そこは兵どもが夢の跡。荒廃した足場に跨がり×××に耽る…美・×××××。光と影の偶像が高揚へと誘う。そこに漂う過去の栄華の粒子をレンズに集め、物言わぬ廃墟を飾る。静かに美の残骸を組み立てた写真集。2014/09/19

ふろんた

8
廃墟本!2015/11/21

sawa

1
☆☆☆☆ 個人的には廃墟だったら、ホテルやお店や住宅の室内が好き。部屋が年を取っていく感じがたまらなく不気味。(図)2010/09/07

リンゴ姫

0
ぱっさぱさに乾いた空気、舌に残る錆の味、降り積もった土埃にむせかえる。見ていると水分が欲しくなる。この本を読むときは隣りに湿気のある写真集などを置いておきたい。 最近は生き生きとした鮮やかな緑の植物とそれに飲まれている廃墟という組み合わせが好き。乾いた廃墟を探すときにこの本は合う◎2012/09/24

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