立正大学大学院文学研究科研究叢書<br> 瓜子姫の死と生―原初から現代まで

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立正大学大学院文学研究科研究叢書
瓜子姫の死と生―原初から現代まで

  • 藤井 倫明【著】
  • 価格 ¥3,850(本体¥3,500)
  • 三弥井書店(2018/09発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 439p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784838233403
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0093

出版社内容情報

日本列島に広く語られた瓜子姫の話。各地に類話が伝えられながら体系化されていない昔話に視点を注ぎ、その成立・変容・伝播を探る。日本列島に広く語られた瓜子姫の話。各地にたくさんの類話が伝えられながら体系化されていない昔話に視点を注ぎ、その成立・変容・伝播を探る。一方児童向け絵本などにリライトされ「怖いお話」として受容される「瓜子姫」のテーマに迫る。

序論
第一部 口承文芸としての「瓜子姫」
第一章 「瓜子姫」の誕生
1 「瓜子姫」に関する先行研究/2 海外説話と「瓜子姫」の比較から考察する「瓜子姫」の起源/3 アマノジャクの軌跡
第二章 要素別の起源とそれに見る地域差
1 「瓜子姫」を構成する要素/2 姫の生死/3 姫の誕生/4 外敵の末路と血/5 木/6 真相の発覚/7 機織と嫁入/8 イモ/9 珍しい要素/10 地域別での型の分類/11 伝播と変容の考察
第三章 瓜子姫と関わる他の昔話との比較検討
1 五大昔話との比較/2 「天道さん金の鎖」との比較/3 小鳥前生譚との比較
第二部 リライトされた「瓜子姫」
第一章 アンケート結果に見る現代の瓜子姫への認識
1 再構成作品の定/2 「瓜子姫」アンケートの概要と結果/3 先行研究での昔話に関するアンケート
第二章 近代以前の文字に残る「瓜子姫」
1 御伽草子『瓜姫物語』/2 柳亭種彦『昔話きちちゃんとんとん』/3 学者たちによる「瓜子姫」
第三章 近代以降の児童向け「瓜子姫」
1 児童向け「瓜子姫」の流れ/2 挿絵に見る「瓜子姫」/3 高野辰之の作品/4 楠山正雄の作品/5 柳田国男の作品/6 関敬吾の作品/7 坪田譲治の作品/8 松谷みよ子の作品/9 寺村輝夫の作品/10 木下順二の作品/11 アンソロジー作品集
第四章 忘れられた「瓜子姫」
1 石井研堂の作品/2 藤澤衛彦の作品/3 浜田広介の作品/4 平林英子の作品/補遺 「瓜子姫」を題材とした小説・漫画
おわりにかえて
参考文献一覧
図表

藤井倫明[フジイミチアキ]
著・文・その他

内容説明

日本列島に広く語られた瓜子姫の話。各地にたくさんの類話が伝えられながら体系化されていない昔話に視点を注ぎ、その成立・変容・伝播を探る一方児童向け絵本などにリライトされ「怖いお話」として受容される「瓜子姫」のテーマに迫る。

目次

第1部 口承文芸としての「瓜子姫」(「瓜子姫」の誕生;要素別の起源と「瓜子姫」の地域差;瓜子姫と関わる他の昔話との比較)
第2部 リライトされた「瓜子姫」(アンケート結果に見る現代の瓜子姫への認識;近代以前の文字に残る「瓜子姫」;近代以降の児童向け「瓜子姫」;忘れられた「瓜子姫」)
補遺 「瓜子姫」を題材とした小説・漫画

著者等紹介

藤井倫明[フジイミチアキ]
昭和54(1979)年東京出身。平成14(2002)年東洋大学文学部卒業。平成23(2011)年立正大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程に入学。平成25(2013)年修了。同年、立正大学大学院文学研究科国文学博士後期課程に入学。平成29(2017)年に博士(文学)の学位を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よいおいこらしょ

1
ゼミに使ったので。自然が豊かな由来は人間の生贄からくるハイヌウェレ型神話を援用しているが、かやと蕎麦が赤い説明をしているだけで、豊穣の理由付けにはなってないと感じた。偽の花嫁の方が正当性ありそう2019/12/16

冬樹

1
大きくなってから書籍で、というかカドカワから出てる某ホラーミステリで初めて知った昔話。その成立から、その残酷な内容が現代ではどのような形で語られているのかを説く。あんまり研究されていないこともあるだろうが、結論の出ていない事柄が多い。2019/06/13

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