知的生きかた文庫 頭のいい質問「すぐできる」コツ

鶴野 充茂【著】

三笠書房（2009/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 202p／高さ 15cm
• 商品コード 9784837978190
• NDC分類 336.4
• Cコード C0130

内容説明

「いつも結果を出す人」の話し方。「この３０秒」で「決定的な差」がつく。

目次

１章　「いい仕事」は、いつも「いい質問」から始まる！（「頭のいい質問」とは「結果が出る質問」だ！；「いつまでに」「どのように」―この二つは必ず聞く！　ほか）
２章　「何をどう聞くか」―相手を効果的に動かす法（「自分の意見」を通したいときは、まず「質問の形」にしてみる；相手が考えていることがわかる「連続質問法」　ほか）
３章　できる人は「この三〇秒」で差をつける！（「相手がよく知っていること」を聞く―初対面の基本；頭のいい人は「相手が答えたいこと」を質問する　ほか）
４章　相手を本気にさせる質問「すぐできる」コツ（大きなテーマは「一言で答えられる質問」で始める；相手の関心を突く―「質問がうまい人」ほど話し上手　ほか）
５章　頭のいい質問だから「必ず答えが出る」！（「課長はどう思われますか？」―場の流れを変える法；「答えを三つ挙げてください」―すぐに結論が出る法　ほか）

著者等紹介

鶴野充茂［ツルノミツシゲ］
１９７２年大阪府生まれ。筑波大学（心理学）、米国・コロンビア大学大学院（国際広報）卒業。その後、在英国日本大使館、国連機関、ソニー等を経て独立。一貫して「コミュニケーション」をテーマに幅広い経験を積む。現在は、コミュニケーション教育事業・ビーンスター（株）の代表、自己演出プロデューサーとして、ビジネスマンに効果的なコミュニケーション技術を提供（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ceskepivo]

新しい提案をするとき、自分の意見を通したいとき、「質問という形の提案＋論理的な理由」といった順番に気を配るべきとのこと。要するに、相手に考えさせつつ、YES/NOで答える土俵に持ち込むということか。

2015/09/27

[Go xyz]

頭の良い質問について、実例を踏まえてわかりやすく説明されているので、誰でもすぐに活用できると思う。しかし、最も重要なのは、適切なタイミングで意図に沿った適切な質問をすることだと思う。いわゆる戦略的な質問をできるかどうかだと感じた。まあ、自分自身はできてないけどw

2022/06/21

[elle]

会話のヒントがあり、真似したいと思った。4

2017/01/19

[よしどん]

質問について掘り下げた一冊。日頃は知り合いの中で仕事をしているので、あまり考えなくてもそれほど困らないことが多い。ただ、出張などの非日常になると，知らない人と接する機会が増え、質問の仕方1つで結果が変わってくると言うことにも頷けた。「すぐできる」コツと言うだけあって、ちょっとしたものの言い方1つ、考え方1つで結果が良い方向に向かう具体例が多く載っていて、大変為になり、実践したくなる。ただ、質問はリアルタイムで起こるので、瞬発力がものをいう。まずはメールなどの比較的時間をかけられるもので練習してみよう。

2016/12/14

[ヤッホー]

仕事をしていると質問力の無さを痛感する。今、生産性のない質問をしてるな、と。本書で紹介されている様々な質問の仕方・効果を全て使いこなせたら社会人として一皮剥ける気がする。けど、数が多すぎて難しいわ～。オープン・クローズクエスチョン、方法ではないが、相手が期待していることを意識する。この2点はなんとなく頭に残った…。

2016/05/09