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内容説明
「信じる」ことは脳のはたらきによるものか?時間とは、空間とは本当のところは何なのか?日常、趣味、仕事、科学、宗教―。解剖学者の鋭い眼で現代を見つめてみると、見えないものが見えてくる。独自の視点と深い洞察力で「世の中」を分析した、ユーモアあふれるエッセイ集。
目次
1 24時間の好奇心(脳の癖;奇妙な職業 ほか)
2 解剖学者の目(眠気をさます法;演劇と睡眠 ほか)
3 脳に見えるもの・見えないもの(「バカ」という言葉の意味;「天の色」はどんな色? ほか)
4 脳が読む現代(身体の反乱;普遍とローカル ほか)
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年神奈川県鎌倉市生まれ。62年東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年東京大学医学部教授を退官し、現在北里大学教授、東京大学名誉教授。唯物論でも唯心論でもなく、世界は脳において一元化できるとする『唯脳論』で注目を浴びる。『からだの見方』でサントリー学芸賞を受賞。専門の解剖学から、文学・社会時評まで幅広い分野で活躍中
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