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内容説明
『古事記』から『東海道中膝栗毛』まで、50冊がこの1冊ですべて読める。各作品のダイジェストから、時代背景、名場面、作品の“より深い”味わい方までを徹底網羅。
目次
栄枯盛衰の必然を知るための5冊(『古事記』;『日本書紀』 ほか)
たおやかな感性に触れる12冊(『万葉集』;『古今和歌集』 ほか)
波瀾万丈の物語に酔いしれる12冊(『伊勢物語』;『竹取物語』 ほか)
日本独自のエンタテインメントに詳しくなる7冊(『梁塵秘抄』;『謡曲』 ほか)
鋭い人生哲学に対峙する10冊(『方丈記』;『作庭記』 ほか)
古人のビジネス感覚に学ぶ4冊(『日本永代蔵』;『世間胸算用』 ほか)
著者等紹介
阿刀田高[アトウダタカシ]
1935年東京に生まれる。早稲田大学第一文学部でフランス文学を専攻。国立国会図書館勤務を経て作家に。短編集『ナポレオン狂』で直木賞、また『新トロイア物語』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
14
○古典をざっくりまとめています。読んだことがない作品で何冊か読みたくなったので上手くまとめていると思いました。2021/04/26
かのこ
2
教科書で習ったような古典を、改めてどんな作品だったのかわかりやすく解説しています。源氏物語とか原文で読んだらどんな感じなんだらう。2015/11/19
ロバーツ
0
50冊の古典案内。とても読みやすく、古典を読みたくなる。2022/07/21
けん
0
阿刀田氏は監修なので、氏の色は全く出ていないが、「ザックリと作品を俯瞰するには良いかもしれない」と思った。ただ、「あらすじ」については(各作品の章段あらすじ)、「少ない行数に無理やり起承転結を入れ込んでいるので、このあらすじを読んでも内容理解ができないものが多々見受けられた」。あくまでも、次へのとっかかりをつけるための「導入本」としての役割程度の位置付けかな・・・と思った。2020/01/25