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内容説明
はじめは迫害され紛争と分離をくり返してきたキリスト教が、これほど多くの人間の心をとらえてきたのはなぜか?信仰や生活だけでなく、現代世界の政治までを動かしている、その根本思想は何か?そして、どのように発展し、歴史をどう変えたのか?―キリスト教に関するあらゆる素朴な疑問から、意外な事実までを説き明かす。
目次
序章 「キリスト教」がわかれば世界がわかる!―その歴史と現在を知るための基礎知識
第1章 これでわかる!「キリスト教」についての素朴な疑問―洗礼、ミサ(最後の晩餐)からローマ法王まで
第2章 いつどのように誕生し、なぜこれほど発展した?―ローマ帝国から近代まで、その教えはどう広まった?
第3章 血の紛争の背景に、なぜキリスト教があるのか?―現代世界の問題を読み解くカギがここにある
第4章 思想・科学から芸術まで―キリスト教の影響とは?―キリスト教はあらゆるものの原動力になった
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あくび虫
3
ちょっと古い本だし、少々偏見(思い込み)が強い記述もあります。宗教的な立場に、時たま、ぐらりと偏ることもあります。とはいえ、満遍ない考察と、著者の真摯な姿勢を考えれば、悪い本ではない。2016/11/22
ヴェルナーの日記
3
西洋文化、特に西洋文学を学ぶ上で、キリスト教という宗教観は避けて通ることのできない分野であり、キリスト教に縁遠い日本人にとって、西洋文化基盤となる宗教観を理解する一助となる一冊。ただ、あくまでもキリスト教の概観を示す内容で容易であり、入門書といった観が強い。2013/01/02
橘未定
2
カトリックとプロテスタントの違い、アメリカにおける信仰の意味、宗教観の対立、聖地イェルサレムの抱える問題など、広い範囲を解説している。特にカトリックとプロテスタントの違いと、無信仰が日本と海外で受け止められ方が大きく違う事が、勉強になった。2010/02/10
まーりん
1
KindleUnlimited2021/01/09
ありす
1
それでもわからなかったものがココに……。。(・`ω´・)キリスト教は何をするのか知らないと「へぇー」って感じ。世界史に出てくるような歴史的な部分はわかりやすいです。(福音書のポジションがよくわからん)2013/05/05