王様文庫<br> 読めば読むほど恐ろしい原典『日本昔ばなし』

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王様文庫
読めば読むほど恐ろしい原典『日本昔ばなし』

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  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784837967798
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0190

出版社内容情報

シリーズ累計130万部突破!子殺し、残酷な仕打ち、剥き出しの性欲…毒をたっぷり含んだこの怖さに目をそらしたくても、そらせない

(こ、これはッ)
女房の首が、串に刺されて囲炉裏の灰に突き刺されていた。その目は夫を見上げ、ぽたぽたと涙を流している。
夫は凍りついてしまったかのように身じろぎもできなかった。
「おまえさん、なあ」
再び女房の首が口を開いた。そのときだった。女房の首がひょいっと串から飛び離れ、夫の首にしっかりと食らいついた。(〈女房の首〉より)

そのほか、

【瓜から生まれた…】全裸で柿の木に吊るされた〈瓜子姫〉
【なさぬ仲】大釜で煮殺された兄妹の復讐〈継子と笛〉
【マントを被ると…】美しい娘から醜い老婆へ変身!〈婆皮〉
【仲良し姉妹】菜の花の下には姉が埋まっている〈お銀小銀〉

〈三枚のお札〉〈鬼の子小綱〉〈油取り〉〈蛇女房〉〈大工と鬼六〉〈犬婿入り〉…全11話

毒をたっぷり含んだ“この怖さ”に、目をそらしたくても、そらせない――!

一 女房の首(にょうぼうのくび)

二 瓜子姫(うりこひめ)

三 継子と笛(ままことふえ)

四 三枚のお札(さんまいのおふだ)

五 鬼の子小綱(おにのここづな)

六 油取り(あぶらとり)

七 蛇女房(へびにょうぼう)

八 大工と鬼六(だいくとおにろく)

九 姥皮(うばがわ)

十 お銀子銀(おぎんこぎん)

十一 犬婿入り(いぬむこいり)

内容説明

子殺し、残酷な仕打ち、剥き出しの性の欲望…毒をたっぷり含んだ“この怖さ”。瓜から生まれた…・全裸で柿の木に吊るされた―瓜子姫、なさぬ仲・大釜で煮殺された兄妹の復讐―継子と笛、もう少し太ったら・血も凍る「儀式」―油取り、マントを被ると…・美しい娘から醜い老婆へ変身!―姥皮、仲良し姉妹・菜の花の下には姉が埋まっている―お銀小銀…etc.全11話。

目次

1 女房の首
2 瓜子姫
3 継子と笛
4 三枚のお札
5 鬼の子小綱
6 油取り
7 蛇女房
8 大工と鬼六
9 姥皮
10 お銀小銀
11 犬婿入り

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まるる

44
知らない昔話しばかり。恐る恐る読んだけど、思ったより怖くなかった。ちゃんと人として全うに生きなさいよってことなのね。2016/05/20

かず

32
★★★★Audible。初めて聞く話が多かった。2018/02/09

刹那

6
★★★☆☆聞いたことない話も結構あった。2016/10/13

MUTSU.

3
今まで知ってた昔話とはまた違ったストーリー展開でおもしろかった。2016/03/17

倉屋敷??

2
案外知らない話も多い。もちろん知っている話もあったが原典だとまた違って面白いですね。話の終わりに解説もあってより楽しめる。 それよりも「糞」の登場頻度が高すぎる!糞と鬼婆は外せないな。2023/03/29

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