目次
1章 自助の精神―人生は“自分の手”でしか開けない!
2章 忍耐―努力が苦でなくなる法
3章 好機は二度ない―人生の転機を生かす力
4章 仕事―向上意欲の前にカベはない!
5章 意志と活力―自分の使命に燃えて生きる!
6章 時間の知恵―「実務能力」のない人に成功はない
7章 金の知恵―楽をするためには汗をかけ!
8章 自己修養―頭脳と心・体の効率のよい鍛えかた
9章 すばらしい出会い―人生の師・人生の友・人生の書
10章 信頼される人―人格は一生通用する最高の宝だ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
32
イヤホントスミマセン。この手の本をとても好むのです。しかも名著と言われるものをとても好むのです。ですが、百分の一も実行しておりません。いえ百分の一も実行したら素晴らしい人格になるでしょう。読みやすくて含蓄深く具体的。名著の名に恥じない本です。その本を繰り返して読んでいるのにねえ。恥じ入るのは私の性根でゴザイマスね。ま、でも気が向いた時にまた頁をめくるのですがね。こんなのはどうでしょう「実りのない生活を続けて時間を浪費するなど断じて許されない」厳しい言葉ですが、確かに確かに。2016/01/30
しなもんちゃん
14
「時間は、良い習慣を身につけるためにある。」という一文を読んで、今あるこの大切な時間を一秒も無駄にせず有益な物にしようと決心した。「同じことを繰り返し繰り返し練習しよう。難しいことも簡単に出来るようになる」これは当たり前のことだが、自分はできていないことに気付かされた。私は英語をペラペラになりたいので勉強をしているのですが、簡単なシャドーイングでも日頃から練習を毎日数分間でもいいので怠らずに続けようと決めた。「努力すること」が何よりも劣らないことを証明している一冊。この本を読めば自然とやる気が湧いてきた。2020/07/15
ひめぴょん
6
延々と膨大な著名人のエピソードともに勤勉さがどれほど大事かを説いています。努力しないと実らないけれど、努力したからと言って実るわけでもないのが現実ではあります。以下は文中引用とミニ感想です。人のためによかれと思って手を差し伸べても無力な人間を生み出すことになることもある。いちばんよいのは何もしないで放っておくことかもしれない。→といっても、ついつい子どもにはこうした方がいいとか口を出してしまいます。人生の秘訣の9割は快活な精神と勤勉にある。→これを言うためにいろいろな事例をたくさん収集した本とも言えます。2021/07/27
朧月
6
自己啓発の古典。内容的には多くの成功者のエピソードを紹介する部分が多く、少し退屈でした。継続的に努力すること、今の境遇が悪くてもめげずに行動することなどが多く語られている気がします。 2015/12/19
こーすけ
5
この本は人格的に生きる勇気(モチベ)をくれます。偉人達から勤勉の大切さを知り、どんなことにも常に最善を尽くすことでそれが練達となり後の成功を築くことも知りました。また良心(人格)より誘惑を選ぶと心が廃れて虚しくなることも知りました。共感フレーズ→「お忘れですよ。胸像を10日で作り上げられるようになるまでに、私が30年間修業を積んできたことを。byミケランジェロ」「時間の浪費は心に雑草を生やす」「誘惑が訪れるのは若者の力を試すため」「飲酒ほど成功の妨げはないbyウォルタースコット」 定期的に読みたいです。2019/05/16