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迷いながら、強くなる

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784837925170
  • NDC分類 796
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「迷いやミスがあったからこそ、ここまで来た」。揺るぎない強さに隠された、思考力の磨き方や精神力の鍛え方の秘密を、天才が語る!

歴代最多タイトル獲得、
将棋界初の「七冠」達成……
第一線で勝負を続ける著者が明かす、
思考力を鍛え、不動の心をつくる法

◆タイミング――迷ったら「待つ」のも有効な手段

◆チャンスとピンチ――「プレッシャーを感じながら腹を据える」

◆環境――才能を開花させるための条件

◆美しさ――正しい道筋は、必ず美しい

◆休息――ベストパフォーマンスを発揮するための条件

◆先入観――この厄介な「思考の落とし穴」

◆評価――大事にしたい評価と、気にすべきでない評価

◆スランプ――「不調」を「どつぼ」にしないための鉄則

内容説明

自分の頭で考えた答えが、人間を強くする。溢れる情報に埋もれない力。答えのない場面でも前に進んでいく力とは―。

目次

1章 自分の基準を持つ(玲瓏―迷いのない選択ができる時、できない時;ミス―ある“完敗”から、気づかされたこと ほか)
2章 思考を磨く(後悔―「初見の視点」―今やるべきことに集中する方法;鉱脈―セオリーから外れても、決断が必要な時 ほか)
3章 ものの見方を変える(目標―「自然体」の先に本物の成長がある;運―ツキ、流れ、バイオリズムについて ほか)
4章 壁を超える(評価―大事にしたい評価と、気にすべきでない評価;自信―いつも「半信半疑」ぐらいがいい ほか)
5章 勝負勘をつける(コラボレーション―“化学反応”で思わぬ力が開花する時;感覚―「論理」と「感覚」―互いの得意分野を活かす ほか)

著者等紹介

羽生善治[ハブヨシハル]
1970年、埼玉県生まれ。将棋棋士。小学6年生で、プロ棋士養成機関の奨励会に入会。奨励会の6級から三段までを3年間でスピード通過、15歳でプロ棋士となる。96年、名人、竜王、棋王、棋聖、王位、王座、王将の「七大タイトル」すべてを独占という前人未到の記録を達成。2008年には永世名人(十九世名人)の資格を獲得し、現在、永世棋聖、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将と合わせて、全7タイトル中6つの永世称号の資格を有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Emperor

34
問題解決ためのヒントやきっかけがゴロゴロ転がっている本。運やツキに対する羽生さんの考え方は本当に面白い。壁にブチ当たった時、必ず読み返す。明鏡止水、羽生善治。2017/02/07

けんとまん1007

25
さらっと読める、短いエッセイ集。少し、軽めなので、もう少し羽生さんらしいところが出ているといいのにと思うが、それでもナルホドということがある。止まること、考えること、直線的、曲線的、試すこと、踏み込むことなどなど。その一方で、羽生さんの人間性もでているのもいい。忘れっぽいとか、方向音痴だとか。そいう点もあるから、今の位置を維持できているのだと思う。2015/03/16

21
KU ●ミスも迷いも前に進んでいく為には必要不可欠なステップ ●途中で挫折をしてしまう多くの場合は迷ってしまって、いつまで結果がでるかわからなくなりやめてしまう ●選択が厳しい場面において初見ならどのように判断を下すかという視点で考える ●わからなくなった時、分割して考えてみる ●半信半疑くらいがいい ●後悔だと前に進めない。必要な時間だけ立ち止まったら一歩踏み出す ●時間かけるとある程度まで質高まるが、ある所からはあまり変わらない ●プロは例外なく守り固い ▷進んでいくことが大事2021/08/12

チャー

15
大量の情報が溢れ様々な種類の問題解決が求められる昨今、迷いの中でも進んでいくための考え方を綴った本。明確な目標を常に持つわけではないという主張は意外であった。理由は過剰である場合に逆に苦しめられたり、本来の力が発揮できなかったりするからとのこと。常日頃から自然体で力を発揮するためには気負わず研鑽を積み続けることが重要という視点は、挑戦し続ける環境に身を置く氏の深い洞察を感じた。将棋の詰めにおいてプロ棋士でも難しいという一言は、慎重に慎重を重ねて実行することの大切さと仕上げることの難解さを再認識した。2022/04/09

ぴょこたん

10
羽生三冠(現在)の徒然なる文章。書き下ろし?啓蒙本かなあ。1題基本4㌻だが字数の統一性はない。プロの作家さんではないので、「結論だけじゃなく、もう少し詳しく説明してほしいなあ」「逆接の繰り返しで結局どっちがいいたいのだろう?」など、構成がいまいち。でも、それは編集者・校正者の手入れのない、羽生さんの生の声とも言える。そういう意識で読むモノなのだろう。天才と呼ばれる方の視点を、飾らない文章で教えてもらえるのは、ためになります。2014/03/17

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