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「できない大学生」たちが、なぜ、就職で引っ張りだこになったか―面白いように「やる気」が目覚める9つの方法

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784837921752
  • NDC分類 377.9
  • Cコード C0030

内容説明

一流大学の大学生でもないのに、いち早く希望の就職を決めてくる。優良企業の採用担当者や、社長までもが、「おたくの大学生が欲しいのですが」とやってくる。自慢ではない。これは事実だ。「できが悪い」とまわりから見られ、やる気も見せなかった二流大学といわれている大学生たちが、一年間、私の講義を受けると、企業がノドから手が出るほど欲しい「人材」に変わるのだ。彼らは、就職試験用の勉強をしたのでも、面接のテクニックを知ったわけでもない。少数精鋭を求める企業側が、「こういう人なら絶対に大丈夫だ」「一緒に仕事がしたい」と思う人間的魅力や価値を身につけ、全身から発散しているからである。彼らがどうやって「自立して生きる力」を身につけ、自分の魅力を磨いていったのか。その記録をご覧いただきたい。

目次

第1幕 8割の「できない学生」へ、私からの挑戦(今までダメだったのは本人が「その気にならない」だけ!;「8割のできない学生」をやる気にさせてみせる! ほか)
第2幕 勉強嫌い、無気力、無感動の学生からも面白いように「やる気」を引き出す9つの方法(「今やっていることが、実社会とどうつながっているか」を見せる;「受け身」から「攻め」への方向転換 ほか)
第3幕 実証の記録 「ダメ学生」と烙印を押されていた二浪男の逆転物語(劣等感から陥った「負の悪循環」;いったいボクは何のために学校に行っているのか ほか)
第4幕 インドネシア人の私が「感動授業」をはじめるまで(「インドネシア生まれの中国人」の宿命;「教えよう」としても相手には何も伝わらない ほか)
第5幕 こうすればもっと自信がつく。「生きる力」が湧いてくる!(すべては「私にもできた!」から始まる;「閉じた心」を一瞬で開かせる法 ほか)

著者等紹介

スタント,カワン[スタント,カワン][Soetanto,Ken Kawan]
1951年インドネシア生まれ。74年、エレクトロニクス技術を学ぶために来日。77年、26歳で東京農工大電子工学科に入学。卒業後、東工大、東北大など四大学で工学、医学、薬学、教育学の四つの博士号を取得。アメリカ、デュレクセル大学工学部準教授、トーマス・ジェファーソン医科大学医学部準教授として、「超音波医学」などの研究で受賞歴多数。93年に再び日本に戻り、桐蔭横浜大学で教鞭を執る。「大学生たちのやる気を引き出す」独自の講義法で、知名度の低い大学というハンディを乗り越え、就職戦線で画期的な成果を上げる。2003年より早稲田大学国際教養学術院教授。早稲田大学臨床教育科学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mari

7
外国人であるスタント先生は武士道精神を重んじる人だった。さいきんの武士道おざなり感を「日本人の忘れ物」とおっしゃる。「だから私は『やる』のです。日本人の忘れ物を取り返すのです」なんとかっこいい先生なのか。このことがこれからの時代の日本人のためであり、アジアのためでもあるとのこと。自分のためではなく、世のため人のため、この精神が学生達に伝わるのだと思う。ありがたい。2014/01/23

oikawanoriko

1
うーん!これはいい本だった。 熱意ある教授の話。こんな大人がたくさんいたら子供は素敵な大人になるだろう。2014/08/19

菜の花

1
インドネシア出身の華人である著者が、日本の一流ではない大学の中でも「やる気のない8割」と評された学生たちに、何とかやる気を出させて、大学から送り出すために始めた「感動授業」について、および自分の半生と教育への考え方をまとめたエッセイ。読みはじめから、何だか凄い自信だ…!という感じでしたが、これが「熱血」というものかも。この力強さ、アグレッシヴさが学生を変えるのかもしれません。でも根っからやる気のない自分には、ちょっとこの先生についていくのは難しいかな…。話としては面白いです。2012/01/09

上高野

0
タイトルがいかにも「日経」的なのですが、中身はある意味しごく真っ当な大学教育のあり方、その実践と成果を実例で紹介している。なお、日経BP Onlineに著者の連載(2008年8月から)がある。2008/09/14

ムラ

0
大学生向けに書いたというよりは、教育者の視点で見たお話かも。 外国人講師の、スタント先生がいかに学生たちにやる気を起こさせる努力をしたかという話。 でも、自分のためにもなりました。 教師を目指している人にオススメかな。

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