内容説明
今、「１つの問題」にいくつの「解決策」を見つけられますか。３０代の総合能力―「仕事をする力」「学ぶ力」をどう高めるか。本書は、あなたの“ウィークポイント”を確実に矯正する。
目次
１ まず、この「方法論」を知っておく！―「仕事をする力」「学ぶ力」をどう高めるか
２ 「頭」のいい思考術―「考える力」を三〇代からグンと伸ばす人
３ 「頭」のいい記憶術―「覚える力」が伸びる人、伸び悩む人
４ 「頭」のいい読書術―「知識・情報力」にムダのない人、ムダの多い人
５ 「頭」のいい試験勉強術―「役立つ資格」を最短時間でとれる人
６ 「頭」のいい時間術―「一日の使い方」がうまい人、へたな人
７ 「頭」をよくする三〇代からの生き方―これから伸びるのは「どんな人」か
著者等紹介
和田秀樹［ワダヒデキ］
１９６０年大阪府生まれ。８５年に東京大学医学部卒業後、東京大学附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医。川崎幸病院精神科コンサルタント、一橋大学経済学部非常勤講師、ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表などを務める。「勉強術」から「仕事術」「心理学」まで、広範なテーマで数々のベストセラーを著しており、その方法論には多くの信奉者がいる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
4
勉強において最も大切な事は，目的を持つことである．これは，単に勉強のみに言えることではなくて，生きていく上で非常に重要なことである．目的を持って，そしてそれを実現するためには何が必要なのかを明らかにする．それが出来れば，目的が実現する可能性は非常に高いものになるだろう．2011/10/30
精看探求士
3
260ページ超あり、内容は薄い部分もあるかと思ったら意外にも無駄がなくボリューム満点。受験対策本でベストセラーを出し、その後は精神科医としての経験を積み円熟味を増す著者。メタ認知や複眼思考など、現在においても必須の内容あり。本書は相当に古いが、切れ味の鋭い指摘もあり、私は若干のショックを受けた。自分なりの勉強術を作り上げていきたい。2016/01/22
Yuckey
2
環境が整っている学生とは違い大人になって行う勉強には、はっきりとした目的と多少のテクニックが必要になってくる。資格試験についての章は参考になった。過去問徹底研究による勉強はどの試験でも共通するだろう。また筆者は情報は整理よりも収集に時間を割くべきだとしている。しかし、私はその場で読んだ情報を長期間記憶できないため、やはりスクラップなどで整理するほうが合っている気がする。2017/03/13
Ayanosuke
1
出版が2002年で古い情報もあるけど、色々為になります。この人の文章は、整然としていてわかりやすくて、すんなり頭に入ってくるから好き。でも、捨てる人にはなった方がいいと思います。2013/08/07
s2013253
1
（Ａ）「３０代から始める～」とあるが，３０代で無くとも活用出来る。大学生以後の，受験勉強とは違った知識を得る一つの術なのだと捉えた。2012/12/26
