内容説明
逆風の中、コンビニ業界でダントツの業績をほこるセブン‐イレブン。その躍進の秘密はどこにあるのか。消費者は、理性・理屈だけでは動かない。セブン‐イレブンは、いち早くお客の“心理”に焦点をあて、商品開発や品揃えなどあらゆるサービスに取り入れてきた。常識をくつがえす情報・流通システムを次々とつくりだし、改革に成功、その発想、着眼、ノウハウを徹底検証。
目次
プロローグ これからは経済学より心理学がカギをにぎる
第1章 鈴木敏文は今、何を考えているか―セブン‐イレブン流心理学とは?
第2章 お客様の欲求の変化にどう応えるか―“今の売れ筋商品”のつかみ方
第3章 買いたくなる心理、買いたくなくなる心理―ニーズとウォンツをどう読むか
第4章 「売れる理由・売れない理由」はここにある!―“柳の下にドジョウがいない”時代
第5章 なぜセブン‐イレブンは若者心理に強いのか―商品力(商品の持つメッセージ)が生まれる時
第6章 売上を伸ばす「売り方」の心理作戦―この一つの工夫が大きな差を生み出す!
第7章 セブン‐イレブンがライバルに決定的な差をつけた理由―お客の心を開かせる「接し方」
エピローグ なぜ人は、セブン‐イレブンに行くのか?