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内容説明
ハーバード大学交渉学研究所のメイン・スタッフが開発・構築した交渉術の決定版を全て公開。「相手のほうが強いとき」「相手が話に乗ってこないとき」「相手が汚ない手口を使ってきたとき」でも、その上をいく画期的な、この方法を会得したあなたの交渉力は飛躍的に向上。
目次
1 あらゆる状況を打開するハーバード流交渉術(「駆け引き型交渉」のさらに上をいくこの方法)
2 解決の扉を開く交渉戦術―相手にも満足感を与える最高のやり方(問題解決の「糸口」はここにある;立場にとらわれるな!常に「利害」に焦点を合わせよ;行き詰まった交渉―双方を満足させる解決策がここにある!;こちらの要求を100%納得させるこの方法)
3 〔こんなとき、どうするか〕不利な状況さえ乗り越える交渉術(相手のほうが強かったらどうするか;相手が話に乗ってこなかったらどうするか;相手が汚ない手口を使ってきたらどうするか)
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tetsu
23
★4 理論と実例のバランスが良く、とてもためになる本で、多くの人に勧めている実用書。 日本人は「阿吽の呼吸」「沈黙は美徳」「事を荒立てない」など、アメリカとは違う文化・風土だが、仕事や日常生活で他人と交渉しなければならない機会は今後増えてくる。高圧的な相手や利害が対立する案件の交渉の場で使える様々なテクニックを、教養として身につけておきたいものである。2015/10/03
まさげ
19
交渉のより良い進め方の獲得。再読したい。2023/09/02
masabi
13
交渉において自分の主張に固執するハード型、相手に譲歩するソフト型といずれとも違う原則立脚型であるハーバード流交渉術。人と問題を分離、利害に焦点を当てる、選択肢を用意する、客観的基準に準拠することが大まかな内容となる。ノウハウ本すべてに共通することだがノウハウは所詮知識でしかなくそれを活かすには実際に実践することが必要になる。2014/10/24
YJ
11
為になることがたくさん書かれている。日々実践していきたい。立場は利害と切り離す。時間と労力をかける交渉はプロではない!当事者の数が多いとよけいにこじれる。決裂してもかまわないが強さの決め手。2017/03/16
奏市
10
約40年ぐらい前に書かれたもの。夫婦喧嘩から外交交渉まで仮想例、過去の実例とも幅広い中身あり、あらゆる場面に使えるというのは納得。初めの方の斬新なとか、どんな状況も打開!みたいなのはふっかけっぽく、最後のまとめ方みたいに多くの交渉者が実践している事の総まとめみたいな内容。人間と問題を切り離すのは非常に大事だと感じた。個人攻撃は解決から遠のかせる。強く主張はするが、相手の人格を尊重し積極的な支持をする事が前提。具体的な問題点以前の場所や椅子等の交渉の環境、交渉の進め方まで観点にあり、守備範囲広くて良かった。2019/10/26