知的生きかた文庫<br> D・カーネギー 人生のヒント―5分間人物伝

  • ポイントキャンペーン

知的生きかた文庫
D・カーネギー 人生のヒント―5分間人物伝

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 253p
  • 商品コード 9784837901273
  • NDC分類 283

内容説明

何しろ、名にしおうデール・カーネギーの著書である。模範的な人物をずらりと並べて読者に敬服させるようなヤボなことはしない。一癖も二癖もある人物がいろいろ出てくる。しかし、生き方はみなそれぞれ精彩あざやかだ。どんな人物にしろ、とにかく、世の中にはこんな生き方をした人もあるんだな、と改めて人生を見直す機会になる。さて見直してどうするか、その先は各人の自由である。

目次

アービング・バーリン
シンクレア・ルイス
ウォルト・ディズニー
ルイザ・メイ・オールコット
オーヴィル・ライト
マーチン・ジョンソン
エディ・リッケンバッカー
マルカム・キャンベル卿
エンリコ・カルーソー
アンドルー・カーネギー
マーク・トウェーン
ジャック・デムプシー
ジョージ・バーナード・ショウ
エドワード・ボック
F.W.ウルワース
ジャック・ロンドン
アルバート・アインシュタイン
レフ・トルストイ
ウィリアム・ランドルフ・ハースト
ウッドロー・ウィルソン
セオドア・ドライサー
ドリス・デューク
H.G.ウェルズ
オリバー・ウェンデル・ホームズ
ローエル・ジャクソン・トマス
ボブ・ホープ
クラレンス・ダロウ
ヘレン・ケラー
ロバート・スコット大尉
セオドア・ルーズヴェルト
サマセット・モーム
キュリー夫人
ウィンストン・チャーチル
クラーク・ゲーブル
ビング・クロスビー
ジョン・D ロックフェラー
ハロルド・ロイド

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Lee Dragon

24
偉人伝。「〜ほど〜な男はおるまい」などの大げさな表現がどの人物にも使われていた。すっと入ってこない原因ら有名な人物を知っていることが前提で書かれているから、大富豪とか歌手とか分からないのでこの人何した人だとと思いながら読み進めることになった。とは言え、偉人には共通項もあった。まず、才能だけでなく、運も必要で、その運気を確実にものにしていること、そして心底打ち込んで努力を努力だと思っていないこと、親(特に母親)を大切にして報いるために努力できること。努力を人に見せるようではまだまだ二流ということです。2016/10/25

寛生

23
【図書館本】メランコリックの時にはこういう本はいいかもしれない。だが、どうしてか、一つ一つのナラティブにスパイスがきいていないと感じられるのは避けられなかった。各々のナラティブに共通しているのは、徹底した個人の信念もあるが、楽観主義的なものも備えている生き方なのだろう。彼らの人物像を創っていた「その何か」は市場資本主義の渦中にある現代人にはどこか遠い所にいってしまったように感じる。どん底にある彼らを突き動かしていたその《何か》。毎日5頁づつ書いていたジョージ・バーナード・ショウもかなり大胆不敵な人間だ。2013/12/03

Hiroki Nishizumi

1
久しぶりの再読。ちょっとアメリカ的価値観が強いきらいもあるが、それでも何度読み返しても得るものがある。2020/05/01

ジェウト

1
ヒントになる話もならない話もあるが、なにかを得ようと思いながら読むなら意義はある。トウェーンの『世間のバカに感謝して生きよう、ぼくらが何とか食っていけるのは奴らのおかげだ』 というのが自分には印象的。2012/06/14

Hiroki Nishizumi

1
ほんとヒントになる。例えば p.26「これから作家を志す若い連中に、何かいい助言はないかね」と聞くと、「全然ないね」と返事した。何事にしろ、他人の助言が何かのたしになるものか p.91「ぼくは寝る前と食事の間に、一度もお祈りをかかしたことがありません」とデムプシーはいった、「祈りがかなったことが何千回もありますし、祈りをささげて何もご利益のなかったことは生まれてから一度もありません」 p.188自分の進路と行きつく果と、それから目を離しさえしなければ、人間、その日その日やりとげたことで満足するべきだろう。2012/02/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/240463
  • ご注意事項