ホンダをつくったもう一人の創業者―受け継がれる藤沢武夫の教え

ホンダをつくったもう一人の創業者―受け継がれる藤沢武夫の教え

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784837803959
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C2034

内容説明

ホンダといえば本田宗一郎だけが脚光を浴びてきた。しかし、副社長として経営手腕を発揮していた藤沢武夫こそが、実質の経営者であった。何度かの経営危機のたびに、藤沢路線で乗り越えてきたホンダ。今日のホンダの経営はすべて藤沢路線の延長上にある。たった24年間で今日のホンダの基礎を築き上げ、しかも50年先を見据え、常に先手、先手と手を打ってきた男の経営哲学の全貌がここに明らかになる。

目次

プロローグ 正統な後継者たち
第1章 以心伝心
第2章 人間尊重企業
第3章 心あるマスプロダクト・マスセールス
第4章 藤沢流経営の真髄
第5章 自由闊達な社風と人間教育
第6章 信頼の経営と組織
第7章 藤沢武夫の遺産

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zag2

29
楠木さんの絶対悲観主義で触れられていた藤沢武夫氏の話。1998年、25年も前に刊行された本で、この時点でも既に藤沢氏が引退して25年、亡くなって10年が経っていたが、元ホンダの社員だった筆者により生身の藤沢氏の姿が浮き彫りにされている。藤沢氏が引退して半世紀になるが、その経営哲学は現在でも通用するもの。むしろ今こそ、こうした本質を捉えた経営が必要なのではないかと感じました。2023/03/04

かにーじゃ

1
この人が経営の中心にいなかったら、ホンダは早くにつぶれていただろう。宗一郎氏とのタッグは、奇跡だ。 若者は、重要。若さは人生で一度は持てる大きな財産だ。だが、必ず失うものでもある。年を取れば、体力も落ち、発想力も鈍る。若さをいかに生かすかが、企業の死命を制する。2020/07/31

moe

1
いつの時代も「不況」と「変化する価値観」に向き合っている。 ホンダも万物流転の掟には抗えないTOKYO20202020/04/07

Tatsufumi Ozawa

1
本田さん藤沢さん以外の歴代社長の話もそこそこ載っていた。かつ創業者の考え方を後世がどう解釈・生かしているかについても記載あり。藤沢さん語録も多数あり。2013/07/15

チオ

1
藤沢氏は、まさに「真摯」な経営者だ。決して私利私欲に溺れることなく、社会全体に貢献しようとする姿勢は実に素晴らしいと思う。2010/04/11

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