青春というのなら - 小説ウルフルズ

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835617428
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金北山の麓に生まれ育って

2
【そりゃ辛かったと思いますが】トータスの半生記読後に本書も読む、なるほどよく解る。本書後半のぴあ連載の実録まで読み進むと客観的で整理されていてさらに解る。トータスは暗いと解っていたが著者も暗い。昔を思い出すと嫌な事ばっかりな気がする人がいる、2人もそうだし私も例えば江藤淳もそう(精神を病みバンドを辞めた著者にこういう言い方は良くないが)。ブレイクする前後の伊藤銀二の鬼プロデューサー振りと受け止めて苦しむメンバの姿コメントに感動、マジックってこういうものなんだろうなぁと思わせる。2019/11/21

車寅次郎

2
『トータス松本の壁』、著者であり、ウルフルズのベーシストがあまりにも赤裸々に語ったこの本に僕はとても、何度も驚かされた。楽曲からして、想像もできないような苦悩や葛藤がこのバンドにはあったのか。ウルフルズが活動を開始したことをうけて読んでみたけれど、活動を休止したときに読んでいたらきっと僕は絶望したと思う。新たなはじまりを告げる曲『どうでもよすぎ』を聴いたあとでよかった。『ええねん』の歌詞のくだりは、泣きそうになった。ボコボコとした道を歩んでいるこの四人だからこそ、僕は憧れの気持ちがやまないのだな。2014/03/31

grace

2
このあいだ「部屋の隅っこには恋のかけら」を読んだばかりなので、読みながら表と裏の関係のような2冊だなあと思った。他の2人にも何か書いてほしい。バンドとかグループには、他人には分からない愛憎や葛藤があるのだなあと思いつつ、それほどにファンでない私でもまた4人で活動する日がきてほしいなと感じた本だった。2011/05/25

おちおち

1
ジョンBさんに対してついイラッとする部分もありましたが、途中から慣れました。 ジョンBさんだけではなく、ウルフルズを知ることが出来、予想以上に読みごたえのある一冊でした。2015/03/12

むっち

1
ウルフルズのベース黒田氏の小説というよりは手記。後半にぴあに連載されたドキュメントが他のメンバーのインタビューで構成されウルフルズのバンドマンとしての出発と挫折、衝突が描かれファンとしては曲の背景も見えて楽しい。絆の深いバンドなんだなあ。活動再開はうれしいし、これからも長く活動してほしいな。青春というのならウルフルズの活動は青春そのもの。2015/01/10

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