まぼろしの大阪

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  • サイズ B40判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835609638
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

週末の例のスポーツイベントを見てきた
大阪球場にあった「なんばん古書街」
OMMの古本祭りで買い逃してしまった本
五十万分の一の二乗の確率
大阪で上映された『東京暗黒街 竹の家』
阪急百貨店の大食堂に行き逃してしまった
扇町公園の持つ地霊
キャバレー・メトロについて知りたい
アメリカ村はいつも夏
ふたたび「キャバレー・メトロ」のこと〔ほか〕

著者等紹介

坪内祐三[ツボウチユウゾウ]
1958年5月8日生まれ。東京都出身。早稲田大学文学部卒業。編集者を経て執筆活動を始める。『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り』(マガジンハウス)で第十七回講談社エッセイ賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

31
2004年刊。「ぴあ関西版」連載。 大阪が気になる関東人として、古き「まぼろしの大阪」を渉猟する。小説やエッセイに現れる大阪の風俗や芸能、作家のエピソードなどから意外に複雑な大阪気質の成り立ちを探っていく。登場する本がディープで、特に古書は訳が分からないがそれもまた面白い。谷沢永一氏との対談なども、文芸に強ければもっと面白いだろうにと思う。保育社カラーブックスの「大阪の味」が懐かし過ぎた。父の書棚から抜き出しては眺めていた子供の頃。粗い写真から味を想像するのが楽しく、料理説明も渋くて大人の世界が感じられた2018/05/12

Inzaghico

8
『ぴあ関西版』2002年から2004年の連載を一冊にまとめている。ここに登場するイベントや建物で、もうなくなってしまったものも多いだろう。この本では、野球が占める割合が大きい。とくに関西の球団や球場の話。阪神の話もしょっちゅう出てくるし。甲子園球場の居心地の良さを力説しているけれど、わたしが勝手にJリーグの阪神と思っているレッズの本拠地埼スタでも、おなじ気持ちになれるんだろうか。ちょっと立派すぎるかな。森村の鶴橋の話は興味深い。今度訪れてみたいものだ。2021/11/14

ouosou

2
面白いけど鼻につくところもあるんだよなあ。この人はどんどんそうなっていってしまう。ストリートワイズが好きだった。2011/02/16

ouosou

1
これ以上「まぼろしの大阪」が失われませんように。2016/05/20

matsumoto@読書中

1
坪内祐三はスカしていて、好きじゃないのだけど、大阪がテーマということで以前に買った積読本。著者は大阪好きのつもりのようだが、その愛が伝わってこない。大阪を相手にエェかっこしてたらアカンなぁ。2011/12/16

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